株式会社ワンストップビジネスセンターについて
2009年に家具インテリア事業で創業。翌年より家具インテリア事業の経験を活かして、起業家支援サービスの一環として、「ワンストップビジネスセンター」というブランドでバーチャルオフィス事業をスタート。北海道から福岡まで全国25店舗(2017年8月現在)を持つ。
- 瀧沢
- 御社のサービスを簡単に紹介していただけますか。
- 土本さん
- バーチャルオフィスを運営していまして、起業家の方や副業をされている方向けに、ビジネス用の住所や電話番号を提供させていただいています。
- 瀧沢
- 業界的には、WeWorkさんのようなコワーキングオフィスも話題になり、ブームのようになってきていると感じますがいかがでしょうか。
- 土本さん
- 特に流行っていると思います。政府がやっている働き方改革も、我々にとっては追い風になっています。
- 瀧沢
- そうですよね。
- 土本さん
- ただ、「コワーキングオフィス」と「バーチャルオフィス」って層が違うので、我々にとって働き方を考えるっていうのはメリットだと思うんですよね。
- 瀧沢
- 基本的にはスタートアップの方が多いのでしょうか?
- 土本さん
- 多いです。あとは地方企業の支店が増えていますね。
副業家や新しく起業される方も、昔に比べると圧倒的に増えていると思います。
社会の風潮もありますが、それこそWeWorkさんの影響もあると思います。
キーマケさんにお願いして、チームとしてやっていただけると感じました
- 瀧沢
- 弊社に依頼いただくようになった経緯について教えてください。
- 土本さん
- もともと半年くらい自社で運用していました。
担当の安田が前から(キーワードマーケティング代表の)滝井さんを知っていたので、お願いさせていただこうとしたんですけど、当時は手一杯だと見事断られてしまいまして(笑)。
別の代理店さんに1年間くらい運用していただいていた後に、滝井さんから「枠が空いた」とご連絡をいただけたのでお願いしたっていう経緯ですね。
- 瀧沢
- 当時の代理店さんはちょっと上手くいかなかったということですか。
- 土本さん
- 僕たちも初めて代理店さんにお願いしたので、どれくらいの成果が出るかってのは分からなかったので、その時でも満足していましたけど、キーマケさんにお願いして、チームとしてやっていただける感はだいぶ違ったなと思いましたね。
「運用型広告オタク」の方たちに多くの情報をもらって成果に繋げていきました
- 瀧沢
- 当時の担当は高橋でしたね。
- 土本さん
- 最初お会いした時の印象としては、とんでもないオタクがいらっしゃるなって(笑)。
- 瀧沢
- もう5年も前になりますが、高橋のオタクっぷりは今でも健在です(笑)。
- 土本さん
- 当時は安田も自分で運用してましたけど、運用型広告ってすごく複雑じゃないですか。
どんどん変わっていくし自分たちだけでやっていくのは難しいなと思っていたので、高橋さんに初めてお会いした時は「すげーな」って(笑)。
- 瀧沢
- 滝井のセミナーにも参加されていたんですよね。
- 土本さん
- そうです。
最初は、滝井さんの「最強HP構築法」みたいなセミナーに半年間、参加させていただきました。
半年間かけてホームページのメソッドを学び、我々のホームページもそれをベースにして作り直しました。その時の形を今でも大きく残してますね。
- 瀧沢
- 意外と運用面よりもホームページをどう作っていくかっていうところが印象的だったんでしょうか。
- 土本さん
- そうですね。1つのキャッチコピーを考えるのにここまで考えるんだって、本当に目から鱗でしたね。
よくよく考えていれば凄く当然のことなんですけど、自分たちでやっている時は全く気付かずに、自分たちのエゴというか、好き勝手に自分たちはこう伝えたいんだ!みたいな欲が出てしまっていて。
「市場はどうなってるのか」って考える機会になってすごく勉強になりましたね。
- 瀧沢
- 弊社で運用を開始したのが2013年頃からで、とても長期で契約いただいているお客様になるんですけれども、長期的にご依頼いただいている一番のポイントみたいなのがあればお伺いしたいです。
- 土本さん
- もちろん第一に成果が出てるという点は非常に大きいです。毎月必ず成果を出していただきますし。
あとは、高橋さんをはじめ、いい感じに「オタク」の方たちが多いので、さすが滝井さんの会社って感じますね。
我々は全然違うフィールドにいて、僕たちだけでは全然わからない世界なので、「運用型広告オタク」の方たちに、どんどん出てくる広告の新しい情報をいただきながら、成果をあげていけたらいいかなと思っていますね。
- 瀧沢
- ありがとうございます!
- 土本さん
- キーマケさんたちみたいな緻密な人達ってなかなか少ないので、非常に助かってます(笑)。
成果については、中長期的に見ていたので開始時の不安は全くなかった
- 瀧沢
- 広告成果の推移を表したグラフを持ってきたのですが、2016年秋頃はあまり成果の伸びない時期が続きました。
新しい広告メニューなどを試していた時期ですが、この頃は不安はありましたか。
- 土本さん
- ぶっちゃけあまりないですね。
これに関しては、何度も打ち合わせでやり取りさせていただいたので、CPAって間口狭めていくと良化はしてきますけど、そうすると母数が減ってくるのでどんどんどんどん先細りになっていくじゃないですか。
「無駄は出るかもしれないけど広くとっていきましょう」みたいな感覚だったので、中長期で見てそんなに気にしてなかったですね。もちろんもっと良くなったらいいなと思ってましたけど。
- 瀧沢
- 当時、弊社の説明責任は果たされていたということで宜しいでしょうか。
- 土本さん
- その通りです。
- 瀧沢
- ありがとうございます。
一時的な成果に一喜一憂することなく、信頼して任せていました
- 瀧沢
- 2017年5月にはCPAが大幅に良化し、そこがターニングポイントになり、2018年には申し込み数が300件超え、過去最高レコードが10月に出ました。
具体的には、Facebook広告を再開し、いわゆる動的広告を開始したところが大きかったなと考えているんですが、その辺り、例えば弊社からご説明させていただいた施策の内容は充分でしたでしょうか。
- 土本さん
- はい、充分でした。
- 瀧沢
- 動的広告の具体的な仕組みとして、お客様に合わせて一人一人広告が変わっていくんだよっていうのもご理解いただいていましたか。
- 土本さん
- 当時の担当者の方にはいろいろ説明いただきました。僕は頭が悪いんで頭に入っているかは別問題なんですけど(笑)。
- 瀧沢
- ありがとうございます(笑)。
実際の配信面ってこれまでご覧になった事ってありますか。
- 土本さん
- もちろんです!自分の Facebook にもちょこちょこ出るので。
- 瀧沢
- 導入にあたって懸念などはありましたか。
- 土本さん
- 特になかったですね。
- 瀧沢
- 最初に提案を聞いたときのイメージとしては、とりあえず良くなるんだろうなといった感じでしょうか。
- 土本さん
- 良くなると言うか、どんどん新しいものが出てくる中で、Facebook もそうでしたけど一定の成果が出てくるまで時間がかかるじゃないですか。
最初の投資期間は必要だし、中長期で見て明るい未来があるんだろうと思ってやっているので、CPA が多少上下したくらいで一喜一憂するつもりなくやらせていただいてました。その点は信頼させていただいていますね。
- 瀧沢
- ありがとうございます!
そこの信頼していただいている部分というのは、この5年間で結果を出してきているというところがっていうことですかね。
- 土本さん
- その通りです。あとは滝井さんをはじめ、「オタクチーム」に絶大な信頼感がありましたね!(笑)
- 瀧沢
- ありがとうございます!(笑)
Facebook広告などの新しいことを始めると、お客様の質が変わるというのもあるかと思いますが、御社の場合、傾向が変わっていくというのはありましたか。
- 土本さん
- 世の中のトレンドもあり、広告に限ったことなのかはよく分からないんですけど、女性比率が増えています。
あとは、若者比率も増えていっていますね。これが広告によるものなのか、世の中の流れなのか、もちろん両方あると思いますけど。
- 瀧沢
- お客様が御社のサービスに求めるポイントで男女の違いってあるのでしょうか。
- 土本さん
- やっぱり女性が求めるのは清潔感とか分かりやすさですね。男性の場合は機能とかスピードとかを求める方が多いです。
- 瀧沢
- そうするとやっぱり広告のクリエイティブ面でも男女で訴求ポイントを変えてみたり試してみたりするのは価値はありそうですね。
- 土本さん
- そうですね。確かにあるかもしれません。
- 瀧沢
- そうなると、会議室や設備の写真とかをメインにしたパターンもよさそうですね。
- 土本さん
- そうですね。以前、自分たちが勝手に「面白い!」と思って作ったバナーがありましたが、全然コンバージョン取れなくて。
- 瀧沢
- あのクリエイティブは面白かったですけどね(笑)。
- 土本さん
- 面白かったですよね(笑)。
ただ、コンテンツとしては良いんですけど、広告としてはどうかなって言うのはあるかもしれないですよね。もうちょっとコロコロ変えていきながらっていうやり方はあるかもしれないですけど。
- 瀧沢
- 特にやっぱりFacebookや、いま始めているLINE広告もすごくSNSの側面が強いのでクリエイティブをどんどん変えていくっていう必要性があると思います。
その辺りは弊社からしっかりとご提案させていただいてより成果を伸ばしたいと思っております。
- 土本さん
- よろしくお願いします!
- 瀧沢
- 弊社に対してもっとこうしてほしいという要望があれば教えていただけますか。
- 土本さん
- 基本的には非常に満足していますね。
あと、我々は滝井さんの信者みたいなものなので、滝井さんから何か聞けると嬉しいですね。
- 瀧沢
- それは滝井発信の情報などが欲しいということでしょうか。
- 土本さん
- そうですね。
- 瀧沢
- 今でも滝井は広告事業部長という立場で関わっているので、滝井のノウハウはしばらくは受け継がれていくかと思います。
- 土本さん
- 素晴らしいと思います。
- 瀧沢
- その一方で、高橋や他の運用メンバーも成長しているのでむしろ滝井以上に広告の細かい部分についてはよく知っているみたいなことが出てきているので、組織として今すごく成長してきています。
そういった方向でこれからも価値をご提供できたらと考えています。
- 土本さん
- 引き続き、よろしくお願いします!
- 瀧沢
- 本日はありがとうございました。
バーチャルオフィス事業「ワンストップビジネスセンター」のご紹介
起業家やフリーランスの方が起業に必要な機能やオフィスサービスを提供しています。バーチャルオフィスのメインサービスである住所貸しサービスは、都内一等地の住所をビジネスアドレスとして格安で起業家やフリーランサー、ノマドワーカーにご提供しています。他にも、電話転送サービスや電話秘書代行サービス、レンタル会議室利用、郵便転送サービス、書類保管サービス、来客対応サービスなどバーチャルオフィスによって多くのオプションサービスをご用意しております。