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【2022年12月版】広告媒体別の審査保証日&年末年始前に確認すべき7つのこと

キーマケ編集部

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更新日:2023.10.05

師走を迎え、クリスマスや年末年始セールに向けて広告の作成や設定変更、配信開始・終了設定などに追われている広告運用者の方も多いのではないでしょうか。設定のみならず、新規クリエイティブの作成やステークホルダーとの調整などもあり、猫の手も借りたいことかもしれません。

同じ業界で働く者として何かお役に立てればと、媒体ごとの広告審査保証期日やアカウント解説期日、サポート窓口対応日はもちろんのこと、年末年始に備えてやっておくべき7つのことをまとめました。

広告審査保証期日/アカウント開設期日/審査再開日

媒体毎に広告審査保証期日とアカウント開設期日、審査再開日を表にまとめています。

媒体広告審査保証期日アカウント開設期日審査再開日
Google 広告クリスマス時期のキャンペーン 12/9(金)
年末年始時期のキャンペーン 12/16(金)
通常通り通常通り
Yahoo!広告12月21日(水)23:5912月23日(金)23:591月5日(木)
Meta 広告通常通り※1通常通り※1通常通り
LINE 広告通常通り※2通常通り※2通常通り
Twitter 広告12月21日(水)12月21日(水)1月4日(水)
Criteo12月16日(金)12月20日(火)1月4日(水)
SmartNews問合せ中問合せ中問合せ中
TikTok Ads通常通り※3通常通り※3通常通り※3
Apple Search Ads通常通り通常通り通常通り
Logicad12月21日(水)12月21日(水)1月5日(木)
Pinterest通常通り通常通り通常通り
Microsoft 広告問合せ中問合せ中問合せ中
主要広告媒体の広告審査保証期日とアカウント開設期日、審査再開日
※1.ただし、完了までに3営業日必要
※2.ただし、完了までに5営業日必要
※3.ただし、AIの判定のみ、人的審査は12月30日~1月3日まで休業

上記の広告審査保証期日とは、年内に審査完了が保証されている広告入稿期日を意味します。早い媒体だと12月16日(金)、遅いものでも12月21日(水)です。通常通りと公表している媒体もありますが、完了まで時間がかかるので、早めの対応を心がけましょう。さらに、TikTok Ads は、通常通りとなっていますが、「12月16日(金)までに入稿したほうが良い」と公式窓口から回答をもらっています。

注意したいことは、この期日で保証されるのはあくまでも審査をおこなうこと自体で、広告が承認されるかは別ということです。

特に審査落ちしやすい医療系広告などでは、再審査の可能性も十分に考慮して行動したほうがいいでしょう。

また、この期日の1週間前ぐらいから日本中の広告主が入稿に動き出すので、通常期よりも審査完了に時間がかかる傾向があります。この期日を過ぎても審査完了する可能性はありますが、広告の入稿は早めにおこないましょう。

広告アカウントを開設する場合、アカウント自体の審査が、そもそも広告を入稿する前に行われます。そのアカウント開設の申込み締め切り日がアカウント開設期日になります。繰り返しになりますが、広告の審査日とは別途設けられていますので、あわせてご確認ください。

サポート窓口の対応期日

審査落ち理由の問い合わせ時などに利用する媒体のサポート窓口。その営業最終日と再開日もあわせてまとめました。

媒体サポート営業最終日サポート営業再開日
Google 広告12月28日(水)※41月5日(木)
Yahoo!広告12月28日(水)18:001月5日(木)9:30
Meta 広告通常通り通常通り
LINE 広告12月29日(木)1月5日(木)
Twitter 広告問合せ中1月4日(水)
Criteo12月28日(水)1月4日(水)
SmartNews問合せ中問合せ中
TikTok Ads12月29日(木)1月4日(水)
Apple Search Ads通常通り通常通り
Logicad12月21日(水)1月5日(木)
Pinterest12月23日(金)1月4日(水)
Microsoft広告問合せ中問合せ中
主要広告媒体のサポート窓口対応期日
※4.ただし、23 日(金)正午以降のお問い合わせは、年始の営業再開まで対応できない可能性あり

特に、営業最終日や営業再開した初日は問合せ窓口が混雑しているため、電話が繋がりにくい場合があるようです。また、年末年始に送ったメールの問合せも同様に回答に時間がかるかもしれません。


なお、上記の問い合わせ方法は、あくまでも一般窓口を想定した記載なので、代理店専用の問い合わせ先については割愛しています。

銀行入金の年内反映期日

広告費の支払いをクレジットカードではなく銀行入金でおこなっている場合、年始までの分を忘れずに入金しておく必要があります。

媒体年内反映期日入金反映再開日
Google 広告各金融機関に直接確認各金融機関に直接確認
Yahoo!広告12月28日(水)15:001月5日(木)
Meta 広告媒体側の期限なし媒体側の期限なし
LINE 広告問合せ中問合せ中
Twitter 広告媒体指定なし媒体指定なし
Criteo媒体側の期限なし媒体側の期限なし
SmartNews問合せ中問合せ中
TikTok Ads12月16日(金)1月4日(水)
Apple Search Ads通常通り通常通り
Logicad媒体側の期限なし媒体側の期限なし
Pinterest媒体側の期限なし媒体側の期限なし
Microsoft 広告媒体側の期限なし媒体側の期限なし
各広告媒体の入金反映日と入金反映再開日

媒体の期限の他にも金融機関自体の対応日もあるので、あわせてチェックしておきましょう。

年末年始に備えてやっておくべき7つのこと

年末年始に備えてやっておくべきことを7個に絞ってまとめました。漏れのないようにあわせてチェックしてください。

  1. 年末年始に開始したい広告は早めに入稿する
  2. 年内で配信終了の広告を停止設定をする
  3. 季節関連のキーワードを登録する
  4. キャンペーンの日予算を上げる
  5. 残高不足で広告停止にならないように追加で入金する
  6. 大きな方針変更や施策実施は12月早めにする
  7. 事前に1月15日ぐらいまでスケジュールを考えておく

1.年末年始に開始したい広告は早めに入稿する

年末年始頃に配信開始したい広告がある場合は、12月上旬に入稿できていると安心です。

審査保証期日を過ぎていなくても、たくさんの広告主が直前に広告を入稿するため、通常よりも審査に時間がかかる可能性があります。希望の配信開始日までに審査が完了するよう早めに動きましょう。

2.年内で配信終了の広告を停止設定をする

どうしても広告の配信開始に気が向きやすいですが、終了する広告の準備もお忘れずにおこないましょう。例えば、年末セールの広告。キャンペーンの終了日を忘れずに設定して期日で配信停止されるよう設定しましょう。

to B ビジネスで1月4日から配信再開するのであれば、12月30日から1月3日まで停止するようスケジュール設定が必要かもしれません。

なお、終了日を設定するときは「2022年」12月31日になっているか確認し、誤って「2023年」に設定していないかダブルチェックをお忘れなく。

3.季節関連のキーワードを登録する

主に物販での広告配信が想定されますが、年末年始によく検索されるキーワードを登録しておくと機会損失の防止に繋がります。

例えば、「初売り」や「福袋」といったキーワードです。また、除外するキーワードもあればあわせて登録しておくと完璧です。

4.キャンペーンの日予算を上げる

平日に比べ、休日のネット利用の時間は全世代を通して増加傾向にあります。特に年末年始は多くの企業が休みのため、日本全国でスマホを含めたネットの利用時間が増えます。

その結果、一時的に検索ボリュームや SNS 利用時間が伸びる傾向にあるでしょう。従って、広告運用でも機会損失がないよう広告予算上限を引き上げておきましょう。

なお、Google 広告や Yahoo! 広告では、キャンペーンで設定している日予算の2倍まで最大使用されますので、いくらで設定するか注意しましょう。

参考:令和元年版 情報通信白書|主なメディアの利用時間と行為者率|総務省

5.残高不足で広告停止にならないように追加で入金する

意外と見落としてしまうのが、広告アカウントのデポジット不足です。

「消化ペースが年末にかけて上がって残額不足になり、年始に全く広告配信されなかった」というアクシデントがないよう、残高が不足しそうな広告アカウントがあれば早めにデポジットしておきましょう。

銀行振り込みの場合は、各媒体で入金反映日が決まっているのでご注意ください。

6.大きな方針変更や施策実施は12月早めにする

大きな方針変更や施策実施をおこなう場合は、PDCA サイクルを回すことを考えると、12月上旬までにおこないたいものです。12月後半は分析が困難になるケースが多いので注意してください。

クリスマスや年末年始という影響力の大きい季節要因があるため、悪化しても良化しても、施策による結果なのか、季節要因によるものなのか判断が難しいためです。

具体的には、まずターゲット要因があります。年末年始はクリスマスやお正月などイベントが盛り沢山な特別期間で、消費者の動きは通常期とは異なり、コンバージョンの付き具合が良くも悪くも違います。

また、競合要因については、企業の広告出稿にも変化があり、Yahoo! ブランドパネルは国内大手企業などが買い占め、アプリ広告でもビッグタイトルが集中的に予算投下してくるので、広告の配信量が激減したり、クリック単価が高騰したりもするでしょう。

「競合」と「消費者」の両方に大きな変化があるため、自社の広告設定を変えなくても、通常期とは全く異なるパフォーマンスになる可能性があります。広告運用者として事前に想定しておきましょう。

早まる気持ちもわかりますが、中期的視点で考えて、年末の繁忙期というタイミングでの開始がベストな判断なのか今一度考えてみてください。

7.事前に1月15日ぐらいまでスケジュールを考えておく

休日やイベント、審査休業など、通常とは違うスケジュールなので、1月15日ぐらいまでの動きは12月の早い段階でチェックしておきましょう。意外と営業日数が少ないこともあるので、前倒し・逆算していきましょう。

忙しいからこそ準備が大切

運用型広告は年末年始も絶えず配信され続けるため、考えることが多いですが、しっかりと準備すると良い年越しを迎えることができます。今回の記事を参考に準備をして、残り1カ月頑張りましょう!

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キーマケ編集部

モットーは、分かりにくいを分かりやすく。Web広告の知識に長けた編集陣が、リスティング広告やSNS広告などの運用型広告の最新情報、Webマーケティングのノウハウを分かりやすく解説します。

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