Twitter 広告の管理画面で、膨大な量の広告を1件ずつ設定変更や広告文の修正をするとなると相当な時間がかかると思います。広告運用していると、いくらあっても時間は足りないので、入稿作業などは機械的に進めて効率化していきたいですよね。
そこで、今回は Twitter 広告の入稿作業を効率化がはかれる「Twitter 広告エディター」の特徴や使い方、よくあるトラブルと対処法を紹介します。
Twitter 広告エディターの使い方を覚えておくと、件数の多い入稿作業もスムーズにできるので、この機会に覚えてみてください。
Twitter 広告エディターとは、Twitter 広告のツールの一種で、広告配信に関わる設定の一括変更・追加ができるものです。
Twitter 広告エディターは、広告アカウントのツールから、広告エディターを選択すると使用できます。なお、支払い方法を登録していない場合は、ツールタブが表示されません。
広告エディターの最大の特徴は、xlsx 形式のファイルを使ってキャンペーン・広告グループの一括変更・追加ができる点です。
新規のキャンペーンを作成する場合、管理画面なら画面の表示に沿って必要な項目を埋めるだけでよいので、誰でも簡単に迷わずに作業ができます。
しかし、キャンペーンや広告グループ1件単位での作業となるため、量が多くなればなるほど管理画面だけで対応するのは難しくなります。
エディターを使うと、複数のキャンペーン・広告グループの設定をまとめて確認ができるため、既存のキャンペーンや広告グループの設定を残したまま複製追加したい場合にも便利です。
広告エディターのもう1つの特徴は、キーワードターゲティングでマッチタイプの指定ができる点です。
管理画面からキーワードを登録する場合はマッチタイプの指定ができず、デフォルトで部分一致キーワードとして登録されます。
しかし、エディターを使って入稿する場合は、下記のマッチタイプを指定して登録することができます。
管理画面にはない広告エディターのみの機能なので、キーワードターゲティングでマッチタイプを設定したい場合は、必ず広告エディターを使って入稿する必要があります。
管理画面とエディターにはそれぞれの利点がありますが、もし変更したいキャンペーンや広告グループが1件から2件程度であれば、管理画面を使用し、3件以上であれば広告エディターを活用した方が効率的でしょう。
ここからは作業する画面のキャプチャを用いて、エディターの使い方を説明します。まだ慣れていない方は順を追って確認しながら、作業を進めてみてくださいね。
作業をスムーズに進めるため、まずは以下の3つを準備しておきましょう。
これらの準備は毎回必須なものではありません。なので、すでに上記の準備ができている方は、次の「2.広告エディターから各キャンペーンの情報をダウンロードする」に進んでください。
まったく構築などがされていない新しいアカウントにキャンペーンや広告グループを追加する場合、広告エディターを使って1から作成することも可能です。
しかし、それでは時間もかかり、手順も増えるため、効率的ではありません。何らかの理由で管理画面上での作成ができない場合などを除き、あらかじめ管理画面でキャンペーンや広告グループを1件作っておくのが、作業時間が短縮できオススメです。
Twitter 広告では、広告として使用するためのツイートを作成し、広告グループ単位で紐づけをする必要があります。
すでに作成済みのツイートを使用する場合はツイートを作成せず、使用したいツイートの ID を控えておくだけで問題ないので、この作業は必要ありません。ツイート IDは、管理画面の「クリエイティブ」から「ツイート」に移動すると確認できます。
新規で作成する場合は、広告エディターからの作成ができないため、あらかじめ管理画面で作っておく必要があります。新しいツイートは、管理画面の「クリエイティブ」から、「ツイート作成画面」に移動して作成できます。
テキスト入力欄にツイート内容を入力し、画面左下にある「広告用」にチェックが入っていることを確認したら、右上の「ツイート」を押して完了です。
「広告用」にチェックを入れることにより、タイムラインに投稿されない広告専用のツイートを作成できます。広告用ではないツイートが作成できるのはアカウントの所有者のみで、アカウントにアクセスできる他のユーザーはチェックが外せないようになっています。
動画や画像も追加することが可能なので、必要に応じて設定してください。
ツイートが完了したら、ツイート ID を控えておきましょう。ツイートを広告として配信するには広告グループにツイートを紐づける必要があり、その際にツイート ID を使用するためです。
Twitter 広告は、1つのツイート ID を複数の広告グループに紐づけることができます。複数の広告グループで同じ広告を使用したい場合、Google 広告や Yahoo!広告のように、広告グループ単位でそれぞれ広告を作成する必要はありません。
また、下書き状態では広告として使用できないため、使用前に必ず広告用のツイートがされているか確認しておきましょう。
広告用のツイートになっているかは、ツイート一覧の右上のメニューから「広告用」を選択すると出てくるツイートに、使用したいものが表示されていれば問題ありません。
Twitter 広告では、ユーザーの興味関心や地域、スマートフォンの機種などさまざまな種類のターゲティング設定が使用可能です。
ターゲティング情報を追加・編集したい場合は、ターゲティング用の ID リストを作業前に準備しておきましょう。
ターゲティング設定に使用できる ID はリスト化されていて、広告エディターの「エクスポート」から簡単にダウンロードできます。
ダウンロードした Excel ファイルは、ターゲティングの種類ごとに1シートずつ分けられていて、それぞれのシートに設定可能な ID がリスト化されています。
各シートの「Ads Editor ID」の列に、ターゲティング用の ID とその ID の説明が書かれています。
「i」から始まる数字がターゲティング用の ID、「:」以降の文字列はその ID で設定できるターゲティングの内容です。ターゲティングの内容については、各シート「Ads Editor ID」の左隣の列にも記載されています。
使用する場合は、設定したいターゲティングのシートの「Ads Editor ID」の列を確認し、「i」から始まる数字をコピーして、「入稿用ファイル」の任意の項目へ貼り付けるだけで設定可能です。
たとえば、「ユーザーの興味関心」で「書籍・文学」をターゲティング設定に加えたい場合、入稿用ファイルの該当のセルに「i1」と入れます。
複数設定したい場合は、ID 同士を「;」(半角セミコロン)で区切って入力してください。
エディターを使って編集や入稿をおこなう場合、編集内容をアップロードするためのファイルが必要となります。しかし、広告エディターからダウンロードしたものをひな形として使用できるので、1から作成する必要はありません。
なお、ここからダウンロードした xlsx 形式のファイルは、管理画面や公式ヘルプでは「スプレッドシート」と表現されている場合もあるので注意が必要です。
まずは管理画面上部の「ツール」から ドロップダウンメニューを開き、「広告エディター」を選択します。
続いて、エクスポート画面から、キャンペーンの開始日を指定してデータをダウンロードします。
アカウント内の全キャンペーンをエクスポートしたい場合は、日付を1番古いキャンペーンの開始日から1番新しいキャンペーンの開始日までで指定します。
特定のキャンペーンを編集したい、またはひな形として使用したい場合、日付設定ができる箇所で、ダウンロードしたいキャンペーンに設定されている開始日を指定し、対象のキャンペーンを探します。
開始日を指定すると、当てはまるキャンペーンが日付指定箇所の下に表示されます。編集したいキャンペーンや、ひな形として使用したいキャンペーンがすべて表示されているか確認しましょう。
問題なければ、右上の水色のボタンをクリックしてエクスポートします。
キャンペーン以下の設定情報が Excel ファイルでダウンロードされるので、これを使って作業していきます。
ひな形にするファイルがダウンロードできたら、さっそく編集してみましょう。加える変更によって作業内容が変わるので、4つのパターンに分けて説明します。
各項目の設定に関しては、ダウンロードしたファイルの1行目に設定項目と説明のメモがあるので、その内容に沿って設定をしていきましょう。
新規でキャンペーンを作成する場合、1から作成すると時間も手間もかかるので、既存のキャンペーンの行をコピーしてひな形として使うとスムーズです。
キャンペーン ID は「New C1」、キャンペーン名には任意の名前を入力します。キャンペーン ID は、アップロード後にユニークなものが自動生成されるため、作成時に ID の指定はできません。
そのかわり、広告エディターにこれから入稿する新規のキャンペーンであることを認識してもらうため、「New C1」と入力しておく必要があります。複数のキャンペーンを作成したい場合は、New C2 、New C3…と連番で記載します。
新しいキャンペーンはシートの1番下の行に作成すると、途中に行挿入する手間もなく、追加したものがどれかわかりやすくなります。
あとはそれぞれの行で目的に応じて、予算やキャンペーン目的などの必要な項目を設定し、広告として配信したいツイートの ID を BW 列に入力します。
広告として使いたいツイートが複数ある場合は ID と ID を「;(半角セミコロン)」で区切って入力しましょう。キャンペーン内に広告グループを1件のみ追加する場合は、これで完了です。
同じキャンペーン内に2件目以降の広告グループを作成する場合は、追加したいキャンペーンの行の真下に作成したい広告グループの行を追加します。
作成したい広告グループの件数分行を追加したら、A 列の「キャンペーン ID」に「New C1」と入力し、M 列以降の広告グループの設定項目で必要な箇所を入力します。
1件目の広告グループはキャンペーンと同じ行でまとめて作成ができますが、追加で広告グループを作る場合は1件ごとに行を分ける必要があるので注意しましょう。
公式ヘルプでは、新規作成時の必須項目が公開されています。各項目がどの列にあるかなど、設定箇所の内容をまとめたので、以下の表も参考に設定してください。
フィールド | 項目名 | 列 | 説明 |
---|---|---|---|
キャンペーン | キャンペーンID | A | ・新規作成の場合、「New C1」、「New C2」・・・と設定 |
キャンペーン | お支払い方法ID | B | ・アカウントに登録されている支払方法が1種類しかない場合、既存のキャンペーンと同じものをコピペで入力 ・複数個登録されている場合、「お支払い方法ID」というシートに適切な ID を入力 |
キャンペーン | キャンペーン名 | C | ・任意の新しい名前に設定 |
キャンペーン | キャンペーン開始日 | D | ・キャンペーンを開始したい日付を設定 ※キャンペーン作成後に変更できるので、仮の日付でもよい |
キャンペーン | 配信 | F | ・キャンペーンの配信ペースを選択可能 ・標準配信の場合は TRUE、集中化配信の場合は FALSE を入力 |
キャンペーン | キャンペーン総予算 | H | ・キャンペーン全体で使用する予算の総額を入力 |
キャンペーン | キャンペーンの目的 | N | ・フォロワー数やウェブサイトのクリック数など、作成するキャンペーンで達成したい指標に合わせて選択 |
広告グループ | 広告グループ名 | O | ・任意の名前に設定 |
広告グループ | 広告グループの開始時刻 | P | ・任意の時間を設定 ※設定しない場合、キャンペーンレベルで指定された開始日と終了日が適用 |
広告グループ | 広告グループの配信先 | W | ・Twitter あるいは Twitter オーディエンスプラットフォームで、どこに向けて配信するかを選択 ・たとえば Twitter 全体なら「ALL_ON_TWITTER」、タイムラインのみに表示するなら「TIMELINES」を選択、複数指定する場合は、配信先どうしを「;(半角セミコロン)」で区切る |
広告グループ | 最適化設定 | V | ・キャンペーン目的と連動する設定を選択 ・特に必要なければ「NONE」で設定 |
広告 | プロモ商品タイプ | X | ・配信したい広告のメニューを選択 ※キャンペーン目的に応じて選択肢が変化 |
広告 | 入札タイプ | AB | ・自動入札や目標入札単価制など、任意の入札方法の設定 |
広告 | 入札額 | AC | ・入札価格として任意の金額を設定 |
広告 | 入札価格単位 | AD | ・サイト訪問あたりや動画再生あたりなど、キャンペーンの目的に合わせ、どんなアクションに対して広告費を支払うかの設定 |
広告 | 情報開示のテキスト | AE | ・政治関連のキャンペーンでない限り、「NONE」の設定 |
既存のキャンペーンの設定をそのまま使用したい場合や、まったく同じキャンペーンを作成したい場合は、同じ内容で新規作成するよりも対象のキャンペーンをコピーしてしまう方が効率的です。
キャンペーンのコピーを編集したい場合も、基本的に新規作成と同じ手順で作業できます。まずは複製したいキャンペーンの行をコピーして、新規作成時と同様にシートに貼り付けましょう。
コピーしたら、まずはキャンペーン ID を「New C1」に設定し、キャンペーン名を任意のものに変更します。複数作る場合は、キャンペーン ID を「New C2」「New C3」・・・と連番になるように設定してください。
次に、キャンペーンの開始日を新たに設定します。キャンペーンの開始日は過去の日付に設定できないので、複製元キャンペーンの開始日が入ったままになっていないか注意しましょう。
複製のみをおこないたい場合は、キャンペーン ID・キャンペーン名・キャンペーン開始日の3つのみを変更します。複製元の設定から変更したい項目がある場合は、複製したキャンペーンの行で該当のセルを直接編集してください。
既存のキャンペーンや広告グループを編集する場合、シートに出ている内容を直接編集します。
新しく行を作る必要はありません。以下の画像の場合、キャンペーン B をオフにするために「キャンペーンステータス」の箇所を直接「ACTIVE」から「PAUSED」に変更しています。
既存の広告グループで配信されているツイートを配信オフにしたい場合、紐づいているツイート ID の中から該当のものを削除します。
以下の画像の場合、広告グループ A-1 でツイート ID が 1234567 のものを停止するため、「ツイート ID」のセルから該当する ID を削除しています。
既存の項目を編集する場合は、編集する行やセルを間違えないように注意しましょう。
キャンペーンを作成せず広告グループのみを作成する場合は、キャンペーンの行と広告グループの行の位置関係に注意しましょう。
エクスポートしたデータは、基本的にキャンペーンの列の下にそのキャンペーン内の広告グループが1行ずつ連なった形式ですが、同一キャンペーン内の1つ目の広告グループのみキャンペーンと同じ行にまとめて記載されています。
新しい広告グループを作成する場合は、まず追加先キャンペーンとその下にあるキャンペーンの間に行を挿入します。
たとえば、画像内の「キャンペーン A」に「広告グループ A-4」を追加したい場合は、「広告グループ A-3」の真下に行を挿入します。
必ずしも一番下である必要はありませんが、1番下に作ることでキャンペーンと広告グループの位置関係を崩さずに作業ができ、どのキャンペーンにどの広告グループを作成したかがわかりやすくなります。
また、キャンペーンの目的など、同一のキャンペーン内で統一されている必要のある項目が簡単にコピーできるのも利点です。途中の行に作成する場合は、追加したものがどれかはっきりとわかるようにしておきましょう。
行を挿入したら、「キャンペーン ID」と「キャンペーン目的」をコピーして貼り付けます。
広告グループ名を任意のものに変更し、予算や配信先など必要な項目を設定します。
あとは広告として配信したいツイートの ID を BW 列に入力して完了です。複数ある場合は ID と ID を「;(半角セミコロン)」で区切って入力しましょう。
公式ヘルプに記載されている作成時に必要な項目は下記の通りです。各項目がどの列にあるかなど、設定箇所の内容をまとめたので、以下の表も参考に設定してください。
フィールド | 項目名 | 列 | 説明 |
---|---|---|---|
広告グループ | 広告グループ名 | O | ・任意の名前に変更 |
広告グループ | 広告グループの開始時刻 | P | ・任意の時間を設定 ※設定しない場合、キャンペーンレベルで指定された開始日と終了日が適用 |
広告グループ | 広告グループの状態 | R | ・オン、オフ、下書きなど、配信ステータスの設定 |
広告グループ | 広告グループの配信先 | W | ・Twitter あるいは Twitter オーディエンスプラットフォームで、どこに向けて配信するかを選択 ・たとえば Twitter 全体なら「ALL_ON_TWITTER」、タイムラインのみに表示するなら「TIMELINES」を選択、複数指定する場合は、配信先どうしを「;(半角セミコロン)」で区切る |
Excel ファイルを編集し、作業内容を保存したら、最後にデータをアップロードして変更を反映させましょう。まずは広告エディターからインポートを選択します。
ファイルを選択をクリックし、作成した入稿用の Excel ファイルを選びます。
ファイルを選択したら「アップロードとプレビュー」をクリックします。
変更予定の項目が表示されるので、内容に問題がないか確認しましょう。ファイルに不備があるときは、エラー内容が表示されます。
問題がなければ「変更を適用」をクリックします。成功と表示が出たらアップロードは終了です。
最後に管理画面からも、アップロード内容がきちんと反映されているか確認しましょう。
入稿用のファイルを作ったはいいものの、アップロードできなかったり、アップロードできてもエラーが出てしまったりする場合があります。
アップロードに失敗した場合、どこが不適切だったかのメッセージが表示されるため、基本はエラーメッセージに沿って修正していけばアップロードできることがほとんどです。うっかりやってしまいがちな4つのミスと解決策をまとめたので、問題発生時は参考にしてみてください。
Twitter の広告エディターは、インポートとエクスポートともに xlsx 形式にしか対応していません。
そのため、広告エディターからダウンロードしたファイルは必ず xlsx 形式になっています。しかし、アップロードしようとしたファイルの形式を誤って csv 形式にしていて、アップロードできないことがあります。
アップロードをする前に、ファイル形式に誤りがないか確認をしておきましょう。
1キャンペーンあたりの行数が35行を超えてしまうと、広告エディターではアップロードができません。
また既存のキャンペーンをエディターからエクスポートしたときに、広告グループ数が35件を越えているものがあると、変更を加えてインポートしようとしてもアップロードできません。
この場合は編集・追加をしたいキャンペーンの広告グループ数を減らすか、広告管理画面上で作業をするしかありません。
キャンペーンの行数制限なので、入稿データが原因ではありません。なので定期的に不要な広告グループは削除するなどして、日頃から対策しておきましょう。
エディターからダウンロードしたファイルには、入札金額や予算などの項目があります。ここに ¥ マークなどの通貨記号が付いていると、項目を正しく認識できずエラーになってしまいます。
エディターからダウンロードした状態では通貨記号などは入っていませんが、設定内容をまとめた別のシートなどからコピー&ペーストすると、不要な記号まで入ってしまう可能性があります。
別のシート・ファイルからのコピー&ペーストや、自分でセル内に入力するときは、必ず通貨記号のない形式の数字を入れてください。同様に、桁区切りのコンマ等もついていないか確認しましょう。
なお、Excel の表示形式で通貨記号や桁区切りの記号が入っている場合はそのままで問題ありません。数式バーで該当セル内の数値を見たとき、数字のみで記号などが入っていないかを確認しましょう。
また、金額の項目に小数点以下の数値を設定したい場合は、小数第2位まで記載可能です。小数第3位など、小数第2位より下の桁まで入れてしまうと、エラーでアップロードができなくなるので注意してください。
既存のキャンペーンに広告グループを追加する場合、キャンペーンの目的が一致していないとエラーになります。
たとえば以下の画像の場合、広告グループ A-1から 広告グループ A-3までは、「キャンペーンの目的」の部分がすべて「ENGAGEMENTS」になっています。
しかし、同じキャンぺーンに新しく追加しようとしている広告グループ A-4は、「キャンペーンの目的」が「REACH」になっています。このように、1つのキャンペーン内に目的の違う広告グループを作成することはできません。
位置的に広告グループ単位の設定のように見えますが、実はキャンペーンの設定を反映する箇所なので気を付けましょう。ここは同じキャンペーン内の既存の広告グループからコピーし、そのまま貼り付けてしまうのが確実です。
今回は Twitter 広告エディターの基本的な使い方、よくあるミスとその対処方法を紹介しました。少しは業務効率化の参考になったでしょうか?
実は私も Twitter 広告エディターの使い方を知るまでは1件ずつ手作業で入稿していたので、かなりの工数がかかっていました。
今回の記事で紹介した方法やよくあるミスの対処方法を覚えてからは、それまでの3分の1程度の時間で作業ができるようになり、大幅に時間短縮することができました。
管理画面での入稿も基本として覚えておかなければいけませんが、入稿件数が多い時は Twitter 広告エディターが使えると圧倒的に効率的に作業ができるのでおすすめです。この記事が広告運用に関わる人のためになったら嬉しいです。
編集部
モットーは、分かりにくいを分かりやすく。Web広告の知識に長けた編集陣が、リスティング広告やSNS広告などの運用型広告の最新情報、Webマーケティングのノウハウを分かりやすく解説します。
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