2019年9月にキーワードマーケティングへ入社した、編集部のオオクボです。
広告運用に関しては未経験ですが、これまでに旅行やグルメ系のまとめサイトの運営に携わったり、趣味でお弁当を詰める動画を TikTok で配信をしてきたメディア愛滲み出る経歴があります。
TikTok では3か月でファン( Twitter やインスタグラムでいうフォロワー)が4万人になり、中高生や主婦からコメントやいいねの通知が日々止まりません。今回は僕がこれまでに TikTok でファンを増やすためにおこなってきたことをお伝えしたいと思います。
現在(2019年9月末時点)でファンが4万人になり、毎日300人から1,000人単位で増加している状況です。そんな僕が配信している動画がこちら。
このような感じで、お弁当をひたすら詰めている動画を配信しており、#おべだん(=お弁当男子)という名前で日々投稿しています。最高再生回数230万回、最高いいね数6万、総いいね数36万を記録し、勢いに任せ日々お弁当を作っては密かに会社で食べています。
一般的に TikTok と聞くと、小中高生がメインユーザーと捉えられがちですが、最近では、幅広い世代の人が利用しているプラットホームに変化してきております。
日本国内だけでみても、月間アクティブユーザー(MAU)は950万人にのぼり、爆発的な成長を遂げています。※…2018年第4四半期時点
実際に公式ブログ「TikTok Ads Japan」でも、このように述べられおり、日本人ユーザーも徐々に増え始めてることが伺えます。
また、一般的なイメージとしてダンス動画メインと思われがちですが、2018年より料理、旅行、ファッション、仕事術などの多岐にわたる分野での動画の投稿が増えており、 TikTok を運営する Bytedance社もダンス以外の動画へ力を注いでいます。
何をするにも「継続は力なり」という言葉をよく聞きますが、一夜にしてファンは増えません。日々努力し動画を配信することがファンの増加に繋がります。僕が平日働きながら毎日お弁当を作れている秘密をここでは少しだけ書かせていただきます。
ご飯を冷まさないといけないのと、朝に弁当を作って動画を編集している時間はないので毎日23時に作り、その後に動画を作成しています。三脚を使い黙々と撮影している姿は誰にも見せることが出来ない秘密の姿です。
毎朝全ての料理を作るのは難しいので土日に一気に作り置きをしています。案外真面目に毎日の献立を考えています。
また、週に最低1回はデパ地下に行きお惣菜を見て参考にしていたり、居酒屋で食べたものはインプットしてお弁当作りに活かしています。通勤中はインスタグラムでお弁当の参考にすべく多くのアカウントをみて学んでいます。
5月7日から始めたTikTok、8投稿目の動画が投稿から3日後に100万PV超え。
その時のファンは3,000人前後だったのですが、この動画を機に次第に伸びだしてきました。現在までに約100個の動画をあげているのですが、そんな僕が発見したファン増加のために必至のポイントを今回は3つ紹介します。
これはインスタグラムの投稿や記事のサムネイル画像でも同様のことが言えるかと思うのですが、ぱっと見たときの印象はユーザーにとって一番大切で、動画を見る見ないを決める大きなポイントになってきます。
料理以外でも、サムネイル画像は鮮明で分かりやすいものにすることをおすすめします。
TikTokは音楽に合わせて動画を撮影、投稿するというのが暗黙の了解としてルール化されています。
ダンス以外の動画でもこれは守るべき決まりといえるでしょう。流行りの音楽にテンポよく合わせて、何度見ても気持ちのいいものを作るとユーザーは満足し、フォローしてくれます。
何回も見たくなる、続きが気になるリズムで動画はウケがよく伸びやすいといえるでしょう。
毎日見てくれるファンが増えることが総PV数の増加に繋がり、そこから更にファンが増え好循環が生まれます。投稿時間を統一し、常に投稿し続けることがファンの増加への近道です。
僕の場合、平日の8時30分から9時30分に必ず投稿するようにしていました。
この時間は動画のジャンルによって最適な時間があるかと思うので、投稿の反応をみて決めることをおすすめします。TwitterやFacebookとは異なり各投稿の時間は記載されないので自分でメモを取っておく必要があります。
また、YouTubeでも同じことが言えるのですが、1つの動画を見て自分のマイページに遷移し、フォローする前に他の動画を視聴してくれる方は多いので、見やすいように投稿のフォーマット化(=マイページの統一)はおこなっておいたほうがよいでしょう。具体的にはサムネイルや背景、全体的な見た目の統一です。
今回は2019年7月30日に note を運営している株式会社ピースオブケイクが開催したイベントで、話された内容と、自分の動画配信で得た知見を含めながら、TikTokでのコンテンツ配信について解説していきたいと思います。
【7/30(火)】TikTok勉強会(ゲスト : TikTok運営会社・Bytedance社)を開催します。|noteイベント情報|note
7月9日(火)から、noteの記事にTikTokの動画が埋め込めるようになりました。 noteをすでにご利用されているユーザーのみなさんや、この機会にはじめてnoteとTikTokを併用してご利用しようとしている方に向けて、TikTokの使い方をともに学び、新たな表現方法を探るイベントを行います。 イベントにはTikTokを運営しているBytedance社よりマーケティング本部・PR本部・コンテンツ本部から代表者を3名お招きして、TikTokの機能や動画の作り方を学んでいきます。
TikTok で100万PVの動画、一般的にバズったといわれるような動画にするには「おすすめ」欄に掲載されることがマストです。一般的に「おすすめ」は人気のクリエイターや良い動画(=バズりそうな動画)だけが掲載されると思われているのですが、実は間違いということを皆さんはご存じでしょうか。
実際には、TikTok初投稿の人の動画でも、同じ国内のユーザーの誰かしらの「おすすめ」には掲載されるようになっているのです。
このアルゴリズムはユーザーの趣味趣向に合わせられて作られていて、いいねやコメントの多さ、視聴時間の長さ、シェア数によって、どのくらいのユーザー数のおすすめにのるか、おすすめにのる掲載時間をどのくらいにするかが決まっています。
また海外のおすすめに掲載されるには、国内で上記の指標が高く人気の動画となった場合にのみ掲載されるようなので、海外を狙った動画を作成するよりもまずは国内で人気となる動画を作成するのが良いようです。
上記のポイントを最低限守り投稿するようにしましょう。個人的に誤解していた点は、ハッシュタグの個数です。ハッシュタグからの流入を狙って、多くつけるようにしていたのですが、多くつけすぎると動画の邪魔になり離脱が増えるということで付けすぎは良くないということでした。
僕もアカウント開設当初にあげた動画はタグとお弁当がやや被り見づらいものになっていて、その結果こちらの動画の初速はイマイチなものになってしまいました。
動画によっては画面下は余白になっているものもあるかと思うので、投稿する内容によって臨機応変に対応するのが良さそうです。
以下であげる3つのジャンルは比較的投稿ユーザーも少なく、企業だけでなく個人でも撮影しやすくニーズも多いので人気動画、人気投稿ユーザーになりやすいと考えられます。また TikTok 上の既存のフォーマットに当てはめるだけで質の高い動画が作成できるので、これから始める方にぴったりのジャンルになっています。
短い動画で分かりやすくまとめ、繰り返し見たいノウハウ系は特におすすめです。前述したとおり、いいねやコメント(質問や感想)が付きやすく、繰り返し見られるので再生回数、視聴時間が必然的に伸びるのでおすすめに載りやすいかと思います。
最近よく見るものとして、エクセルの関数や資産運用系、DIYなどが多い印象です。
こちらもノウハウ系と同様に複数回見られたり、いいねやコメントなどの反応が集まりやすく伸びやすいジャンルといえるでしょう。語学の場合は、日常生活で使えるものやシーンをある程度設定した中で、使えるワンフレーズ、ワンセンテンスを15秒という動画に収めているものが伸びているようです。
更に伸ばすためにはテロップで文字入れを行うとよいでしょう。あくまで何回も見たくなる動画を意識して投稿するようにするのがポイントです。
Vlog という言葉はまだ馴染みが薄いかもしてませんが、日常や旅行風景などの動画をブログのような感覚でまとめたものを指します。
TikTokにはVlog専用の楽曲や動画の構成を説明したチュートリアルも用意されているので上の2つのテーマよりも個人が参入しやすい分野になっています。
ここでも重要なのはテンポの良さはもちろんのこと、見ているユーザーにとってリアルで近い存在と感じられる動画に仕上げることです。旅行のシーンを切り取って、実際に自分が旅行中に見ているような雰囲気で動画を編集してあげるだけで伸びる動画に近づくはずです。
以上の3つがまだまだ伸びしろのあるジャンルと考えています。もちろんこれ以外にも僕がやっている調理系やペット、スポーツ系の動画も伸びないというわけではありません。
最近では上記のような、映画やスポーツ団体、飲食店のアカウントも活発になってきています。
飲食店の従業員がプロモーションの目的でおこなったり、地方自治体が観光誘致のために動画を配信して、そこから実際に店舗へ行った人も増えているのが現状です。(TikTokのスポット情報の画面には、〇人が訪問と表示されるようになっています。)
自分の趣味趣向に合わせた動画繋がれる TikTok はまだまだ拡がり続けるプラットホームだと考えます。なぜなら、おすすめ動画にでるもの(自分の趣味趣向にあった動画)のクオリティが高く、これまでに無かった自分好みのコミュニティになっていくだろうと感じられるからです。
実際に中国でも身内や関係のある友達と繋ぐ SNS は wechat 、自分の趣味や興味分野で繋がる SNS は TikTok という区分けになっているようです。今後5G回線の普及によりショートムービーで繋がることの出来る TikTok は日本でも更なる拡がりを見せるかと思います。
このリリースのように、LINE Ads Platform から TikTokへの広告配信に可能になり、広告の配信先もその注目度はこれからどんどん高まってくるはずです。
もちろん、キーワードマーケティングでは TikTok 運用型広告の取り扱いもしておりますので、TikTokに広告配信してみたい、しているけれど反応の取れるクリエイティブが作れないという方は、ぜひとも弊社にお問い合わせください。
TikTok 広告について掘り下げた内容は以下の記事で紹介しているので気になる方は是非ご覧ください。
UGCが生まれやすいTikTok広告とは?惹き込まれる広告の特徴と広告枠の種類|株式会社キーワードマーケティング
15秒から60秒のショートムービーが投稿できる動画共有アプリTiktokに配信できる広告の種類や「UGCが生まれやすい」特徴を解説します。更に筆者が一年間TikTokをみて分かった惹き込まれる広告を作るために必要なことをお伝えいたします。
マーケティング/編集長
2019年9月に編集者として入社。新卒は求人広告営業、その後は記事執筆・編集、採用を含むバックオフィス業務をやっていました。お弁当男子(おべだん)としてTikTokにてバズり中。見た目の割にトレンドには敏感。沖縄観光と都内の居酒屋に精通しているイケイケドンドン、少し心配性なオオクボです。
あなたの広告アカウントを無料診断します
広告アカウント診断詳細なお見積りをご希望の方はこちら
お問い合わせ支援事例などをまとめたサービス紹介資料はこちら
サービス資料のダウンロードはこちら