Google広告

Google広告の問い合わせ先まとめ 審査や不正請求など困った時のサポート窓口を解説

Google 広告を利用していると、広告が審査落ちしたり設定方法が分からなかったりなど、さまざまな疑問やトラブルが発生する可能性があります。

そのような場合に Google に問い合わせることで、素早く問題を解決できます。スムーズに問い合わせるためにも、どこに問い合わせればよいかを知っておくことが重要です。

本記事では、Google 広告の問い合わせ先や手順、問い合わせる際の注意点について詳しく説明します。

スムーズな問題解決のコツは窓口選びと問い合わせ方の工夫

Google 広告を配信していて困ったことや分からないことがあれば、Google 広告の公式サポート窓口へ電話やチャット、メールなどの形式で直接相談できます

公式サポート窓口に問い合わせると、実際のアカウント状況や設定をその場で確認し相談に乗ってくれます。

相談内容に応じた適切な窓口選びと問い合わせ方の工夫で、よりスムーズに問題を解決できます。どこの窓口へどのように問い合わせればよいかを確認しておきましょう。

問い合わせ窓口は問題に応じて5つの中から選択を

Google 広告への問い合わせ先は以下の5つがあります。

・総合の問い合わせ先
・広告審査に時間がかかっている場合の問い合わせ先
・請求関連で疑問や、問題が発生した場合の問い合わせ先
・支払い設定を変更したい場合の問い合わせ先
・広告開始までのサポートを受けたい場合の問い合わせ先

どこに問い合わせればいいかわからない場合はまずは総合の問い合わせ先を利用しましょう。起きている問題と上記の問い合わせ先を照らし合わせて、どこに問い合わせるか明確になれば該当する窓口を利用するとよりスムーズに問題を解決できます。

それぞれの問い合わせ先ごとに解説していきます。

総合の問い合わせ先

総合の問い合わせはこちらのページのフォームからおこないます。

また、広告管理画面の右上にあるヘルプマークをクリックして、表示される「クイックヘルプ」内の「お問い合わせ」を選択しても同様のフォームが表示されます。

問い合わせフォームの入力手順

問い合わせフォームの入力手順について、具体的に説明します。

まず、問い合わせ対象となる Google 広告アカウントを選択し、「お問い合わせの内容をご記入ください」欄に問い合わせ内容を入力します。

入力後、問い合わせ内容がどのカテゴリに該当するか(広告掲載の停止、広告審査リクエストなど)の選択肢が出てくるため、適切なものを選択しましょう。もし、問い合わせ内容に該当する選択肢がなければ「その他」を選択すれば大丈夫です。

選択後「次のステップ」をクリックします。

Google 広告ヘルプ > ヘルプセンター > お問い合わせ > ステップ1

クリックすると、入力した問い合わせ内容を Google 側が識別し、問い合わせ内容に近いヘルプページを案内してくれます。提示されたヘルプページで問題を解決できない場合は「次のステップ」をクリックします。

Google 広告ヘルプ > ヘルプセンター > お問い合わせ > ステップ1 > ステップ2

最後に、問い合わせ方法を選択します。

問い合わせ方法は電話とチャット、メールの3つがあります。急いで問い合わせたい場合はリアルタイムで媒体スタッフとコミュニケーションが取れる電話かチャットを選びましょう。チャットは媒体側で対応できるスタッフがいないなどで選択できない場合もあるため、電話での問い合わせがおすすめです。

Google 広告ヘルプ > ヘルプセンター > お問い合わせ > ステップ1 > ステップ2 > ステップ3

また、電話とチャットでの問い合わせは受付時間内でしか利用できないので、受付時間についてもよく確認しておきましょう。

【電話、チャット受付時間】
月曜~木曜 09:30‐18:00
金曜    09:30‐16:00
※ 土日は対応外

広告審査に時間がかかっている場合の問い合わせ先

入稿した広告の審査がしばらく待っても完了しない場合、専用のサポートフォームから審査状況を確認できます。

総合の問い合わせフォームからも問い合わせできますが、審査中の広告の状況を確認できる専用フォームを活用することでより素早く確認できます。

審査中の Google 広告に関するサポートフォーム

請求関連で疑問や問題が発生した場合の問い合わせ先

Google 広告から身に覚えのない請求がきた場合、不正請求が疑われるため、請求内容専用のフォームから問い合わせましょう。

請求内容に関するお問い合わせ

不正請求について問い合わせる場合、請求内容が記載してある銀行取引明細書のコピーや支払証明書が必要になるので、事前に用意しておくと手続きがスムーズです。

また、不正請求が発生した場合は、問い合わせる前にトラブルシューティングページの確認を推奨します。ここでは現状に当てはまる項目を選択すると原因に合わせた解決方法が提示されるため、問い合わせなくても問題を解決できる場合があります。

Google 広告の不明な請求をトラブルシューティングする

支払い設定を変更したい場合の問い合わせ先

広告アカウントの支払い設定を変更したい場合は、指定のフォームを送信する必要があります。

まず、広告管理画面の左端にある「料金」から「設定」を選択します。

次に、「お支払いアカウント」の項目にある「お支払い方法を変更する場合はこちらのフォームにご記入ください」をクリックすると、支払い設定を変更するためのフォームに遷移します。

専用のフォームを開いたら、変更したい内容に沿ってフォームを入力していきましょう。入力した内容に間違いがないことを確認して、フォームを送信したら完了です。

Google 広告管理画面 > 料金 > 設定 > お支払いアカウント > お支払い方法を変更する場合はこちらのフォームにご記入ください

また支払い設定の変更フォームは広告管理画面からではなく、こちらから直接開くこともできます。

広告開始までのサポートを受けたい場合の問い合わせ先

これから Google 広告を始めるにあたって、初期設定までの流れや設定が正しくされているかが分からない方もいると思います。

そのような場合、Google 広告の専任コンサルタントの個別サポートを受けることができます。個別サポートは電話かチャットで受けられるため、Google 広告開始までに困りごとがある場合にはぜひ活用しましょう。

画像引用元:サポート窓口で無料の個別相談|Google 広告

3つの準備でよりスムーズな問い合わせを

Google 広告に問い合わせるときは、迅速に問題解決ができるようスムーズなコミュニケーションを心がけましょう。ここでは、問い合わせる前に準備しておくべき以下の3つのことを紹介します。

1. サポート対応時間を把握する
2. 問題が発生している場所を明確にする
3. 起きていること、知りたいことを整理する

1. サポート対応時間を把握する

問題が発覚して問い合わせようと思っても、サポート対応時間外はすぐに対応してもらうことが難しいです。

そのため、何時までに問い合わせる必要があるか時間を確認し、対応時間内であれば電話やチャットで問い合わせをおこない、時間外であればメールで問い合わせるといったように状況に応じた適切な方法をとりましょう。

2. 問題が発生している場所を明確にする

問い合わせる前に、どのアカウントで問題が起きているかをしっかりと把握し、アカウント情報をサポート担当者に伝えられるよう準備しましょう。

サポート担当者は、実際にどのような問題が起きているか広告アカウントを見て確認するため、どのアカウントの、どのキャンペーンにある、どの広告で問題が発生しているかまで伝えましょう。サポート担当者もスムーズに確認ができるため、迅速な問題解決につながります。

3. 起きていること、知りたいことを整理する

簡潔にサポート担当者へ状況を伝えられるよう、質問内容をあらかじめ整理しておきましょう。

「何が起きていて」「何を知りたいのか」をしっかりと整理していないと、サポート担当者との無駄なやりとりが発生し問題解決まで時間がかかってしまいます。

例えば、下記のような質問内容は状況と質問内容がうまく伝わらず、適切な回答を得られなかったり、確認のために余計なコミュニケーションが発生したりする可能性が高いです。

広告が配信できていません。
広告を何回も入稿していますが、配信できません。
なぜこうなるのでしょうか。
至急、対応をお願いします。

このように、広告が配信できていないだけでは「何が起きているのか」が伝わりません。広告が審査落ちしているのか、設定不備があるのか、システムエラーで配信されていないのかを明確にしましょう。

また、どこでその問題が起きているかも明記するとサポート担当者がアカウントを確認したときに異常を見つけやすくなります。そのため、どのキャンペーンにある、どの広告グループ内の、どの広告で問題が起きているかも記載するとよいでしょう。

ここで説明したことを踏まえて、分かりやすい質問に整理した例文が下記です。

<起きている問題>
広告が審査落ちしており解決方法が分かりません

<該当の広告>
キャンペーン「○○○」 > 広告グループ「○○」 > ラベル「○○○○」が付いた広告5件

<質問したいこと>
広告が「○○」という理由で審査落ちしていますが、具体的にどのテキストがポリシーに抵触しているのかが分かりません。具体的な抵触箇所とどのように修正すればよいかをご教示ください。

上記の例文のように、起きている事象と質問内容を分けて整理しスムーズな問い合わせができるよう意識しましょう。

サポートへの問い合わせ以外の問題解決手段

疑問や問題が発生したとき、サポートに問い合わせるべきか迷ったら以下のページも確認してみましょう。

Google 広告 ヘルプ
Google 広告ヘルプコミュニティ

Google 広告ヘルプコミュニティは、ユーザー同士が情報共有をし問題解決ができる Web 掲示板のようなコンテンツです。投稿された質問と回答は一般公開されます。

Google 広告ヘルプコミュニティでは、他のユーザーが投稿した質問にプロダクトエキスパート(Google から認定を受けた Google 広告の知識や経験が豊富なユーザー)が回答しているため、同じような悩みを持つユーザーを見つけて問題解決の糸口にできます。

これらのページを確認しても解決できなかった場合は問い合わせ窓口を利用しましょう。

問題に応じた問い合わせ先を利用し、スムーズな解決を!

Google 広告の問い合わせ先を知っておくことで、問題が発生したときにすばやく適切な対応ができます。困りごとができたらまずはヘルプセンターやヘルプコミュニティで情報を確認し、それでも解決しない場合はサポートフォームや電話サポートを利用することをおすすめします。

問い合わせるときにはアカウント情報や問題の詳細を整理し、スムーズな問題解決に努めましょう!

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記事を書いた人

今井 健人
今井 健人

広告運用 コンサルタント

2020入社。大学でマーケティングを専攻→キーマケに入社し広告事業部に配属される。配属後2ヶ月で動画広告作成に携わる等、検索やディスプレイ広告以外も勉強中。趣味はギターと温泉。特に冬の露天風呂は至高。

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