2022年3月17日以降、Facebook 広告の詳細ターゲット設定のオプションが一部削除されました。削除後は該当のオプションを除外設定で使用している場合、誤配信防止の観点で広告セットが一時停止されることがあります。また、ターゲット設定で使用している場合は、そのオプションが自動的に削除されます。
もし該当のオプションで除外設定をしている場合は、設定を確認してみましょう。
参考:詳細ターゲット設定の更新|Facebook for Meta
この記事では、Facebook 広告の詳細ターゲット設定の基本や、今回のアップデートで影響のあるオプション、なぜ詳細ターゲット設定のオプションが削除されるのか、現在配信している設定が影響を受けているかの確認方法を紹介します。
なお、代替方法は Facebook 広告マネージャ内でおすすめされている場合があるので、そちらを参考にしましょう。おすすめのターゲット設定がない場合は、広告マネージャ内で表示されません。
2022年3月17日以降、Facebook 広告の一部の詳細ターゲット設定のオプションが削除されました。
今回のアップデートで対象となる詳細ターゲット設定とは、広告セットのオーディエンスの中にある、ターゲット設定オプションです。詳細ターゲット設定はユーザーの条件を設定でき、大きく分けて3種類あります。
アップデートの対象になったのは、健康、人種・民族、政治観、宗教、性的指向に関連する慈善活動、組織、公人・著名人に関するものなどです。削除理由は主に3点です。
参考:詳細ターゲット設定の更新|Facebook for Meta
これまで、健康、人種・民族、政治観、宗教、性的指向に関連する慈善活動、組織、公人・著名人に関するものなどで詳細ターゲット設定をしていた場合は、3月17日以降で配信が停止している可能性があるので、該当している可能性がありそうだったり、配信量が減ったりしている場合は確認をしてみましょう。
アップデート後(2022年3月17日以降)、詳細ターゲットで除外設定をしている場合は、誤配信防止の観点で広告セットが一時停止になることがあります。
一方で、詳細ターゲット設定でターゲット設定している場合は、自動的に削除されるので、以前に比べ広告の配信量が減っている可能性があります。
どちらの場合でも、わからない場合は Facebook 広告マネージャから、キャンペーン、広告セットを開くと表示される右上の「影響を受ける広告を確認」をクリックします。すると、詳細ターゲット設定の中で今回のアップデート対象になっているものが表示されます。
「Remove Highlighted Options」をクリックすることで該当のオプションを一括で削除できます。その後、「公開」を押すことで通常の広告通り配信設定ができます。
今回のアップデートで削除したオプションを利用していた場合、配信が停止する可能性もあります。「知らない間に数ヶ月間配信が止まっていた!」なんてことを防止するためにも、広告セットの詳細ターゲット設定はしっかりと確認しておきましょう。
また、一部のオプションが削除されたことで、今まで配信できていたユーザーに配信できなくなるなどの影響が考えられます。
制限がある中でどうやって配信したいユーザーにターゲティングしていくのかという工夫が必要になります。記事を参考に詳細ターゲット設定を使いこなしていきましょう。
広告運用 コンサルタント
2020年4月に新卒入社。5月末から広告運用事業部に配属。就職して初めてPhotoshopをさわってから、広告画像を作るのが特に好き。趣味はUSJに行くことと推しを推すこと。
あなたの広告アカウントを無料診断します
広告アカウント診断詳細なお見積りをご希望の方はこちら
お問い合わせ支援事例などをまとめたサービス紹介資料はこちら
サービス資料のダウンロードはこちら