CTR はクリックスルーレートの略で、ユーザーに表示された回数(インプレッション数)のうち、クリックした回数の割合を計算した指標です。言葉の意味や計算方法はもちろん、公表されている Google、Facebook 広告の平均 CTR をあわせて紹介いたします。
これさえ読めば、人前で話せるくらい CTR の知識が付き、理解が深まること間違いなしの内容です。ぜひご覧ください。
目次
CTR (Click Through Rate)とは、広告・ページ・メールなどが表示された回数(インプレッション数)のうち、ユーザーがクリックした回数を割ったものです。
クリックスルー率やクリック率とも呼ばれ、広告運用や SEO、メールマーケティングの分野などで多く用いられています。
CTR は以下の計算式で算出することができます。
CTR(%)=クリック数 ÷ 広告の表示回数(インプレッション数)×100
例えばクリック数が10回、広告の表示回数が1,000回だった場合、CTR は10÷1,000×100=1%となります。CTR が分かるとその広告の流入に対する成果を測ることができます。
広告がクリックされ、流入したとしても、コンバージョンの成果はランディングページの質も関係してくるので、区別して成果を捉える必要があります。
SEO における CTR は主に検索結果の表示順位によって異なります。より上位掲載されているウェブサイトの方が高い CTR になります。以下は 掲載順位と平均 CTR をまとめた表になります。
検索順位 | デスクトップ | モバイル |
---|---|---|
1位 | 33.23% | 27.65% |
2位 | 13.94% | 12.9% |
3位 | 8.38% | 8.29% |
4位 | 5.65% | 5.45% |
5位 | 4.04% | 3.86% |
6位 | 3.01% | 2.83% |
7位 | 2.31% | 2.12% |
8位 | 1.86% | 1.63% |
9位 | 1.49% | 1.29% |
10位 | 1.25% | 1.07% |
1位表示されるとモバイル(携帯)、デスクトップ(パソコン)ともに、検索の約27%以上がクリックするという結果がでています。一方で3位以下になると10%を下回り、検索順位が10位に近づくにつれクリック率が減少しています。
広告運用の観点での CTR は、検索されるキーワード、検索媒体・デバイス、地域、広告が表示される位置、広告テキストなどによって異なります。
SEO 観点で重要といった上位表示は、広告運用の観点でも同様です。もちろん、商品やサービスのジャンルによっても CTR に差はでてきます。
CTR と混同されやすい指標のひとつに CVR(コンバージョン率)があります。CVR とは Conversion Rate の略で、広告のクリック数やサイト訪問者数のうち何件がコンバージョンしたかの割合のことを指します。「CV 率」や「コンバージョン率」などと記載されることもあります。
CVR は以下の計算式で求めることができます。
CVR(%)=コンバージョン数 ÷ 広告のクリック数×100
例えば、広告が100回クリックされたときにお問い合わせが1件発生すると、CVRは1%(=1÷100×100)と表されます。
CVR(コンバージョン率)とは?業界別平均と改善の6つのチェックポイント|キーマケのブログ|株式会社キーワードマーケティング
CVR とは Conversion Rate(コンバージョンレート)の略。広告のクリック数やサイト訪問者数のうち何件がコンバージョンした割合を指します。Google 検索広告と Facebook 広告の業界別 CVR 平均をもとにして、自社の広告が低い水準なのか、その場合どう対処したら良いのかを紹介します。
CVR以外に紛らわしい指標として、CPC(クリック単価)があります。CPC(クリック単価)は Cost Per Click の略で、広告1クリックあたりの平均費用を指す指標です。
CPC は以下の計算式で求めることができます。
CPC=広告費 ÷ クリック数
クリック単価の計算式は、広告費 ÷ クリック数で、リスティング広告において費用対効果を決定する重要な指標です。クリック単価 =「広告でユーザーをサイトに流入させる単価」なので、クリック単価が低いほど広告の費用対効果が高くなります。
クリック単価(CPC)とは?高いときのチェックポイントと入札価格の決め方|キーマケのブログ|株式会社キーワードマーケティング
クリック単価は、広告1クリックあたりの平均費用のことを指し、CPC(Cost Per Click)とも言われます。平均クリック率や上限クリック率といった似た単語もあり、混同せずに理解する必要があります。クリック率の決まり方やキーワードごとの傾向をおさえ、適切なCPCを求めて運用にいかしましょう。
ここからは、Google のデスクトップ、モバイル別の平均 CTR と Facebook の平均 CTR を表にしてまとめました。各媒体で広告を出稿する際には参考にしてみてください。
業種 | Google(デスクトップ) リスティング広告 平均 CTR | Google(デスクトップ) ディスプレイ広告 平均 CTR |
---|---|---|
擁護団体 | 4.41% | 0.59% |
自動車 | 4.00% | 0.60% |
B to B | 2.41% | 0.46% |
カスタマーサービス | 6.05% | 0.72% |
e コマース | 2.69% | 0.51% |
教育 | 3.78% | 0.53% |
求人 | 2.42% | 0.59% |
金融・保険 | 2.91% | 0.52% |
健康・保険 | 3.27% | 0.59% |
家庭用品 | 2.33% | 0.49% |
産業サービス | 2.61% | 0.50% |
法律 | 2.93% | 0.59% |
不動産 | 3.71% | 1.08% |
技術 | 2.09% | 0.39% |
旅行・観光 | 4.68% | 0.47% |
業種 | Google(モバイル) リスティング広告 平均 CTR | Google(モバイル) ディスプレイ広告 平均 CTR |
---|---|---|
芸術・エンターテインメント | 5.01% | 0.84% |
自動車サービス・修理 | 3.76% | 0.36% |
業務サービス | 3.60% | 0.55% |
家電 | 3.70% | 0.60% |
建設 | 3.52% | 0.50% |
教育 | 4.45% | 0.48% |
金融 | 4.57% | 0.53% |
美容室 | 5.00% | 0.93% |
ヘルスケア | 3.79% | 0.51% |
家庭用品 | 3.50% | 0.76% |
インターネット・通信 | 3.05% | 0.57% |
法律 | 3.48% | 0.64% |
コンサルティング | 3.99% | 0.54% |
製造業 | 4.13% | 0.53% |
非営利団体 | 4.09% | 0.70% |
小売り | 4.25% | 0.57% |
交通手段 | 4.54% | 0.59% |
旅行・観光 | 5.36% | 0.61% |
業種 | Facebook 広告 平均 CTR |
---|---|
動物・ペット | 1.87% |
アパレル / ファッション・ジュエリー | 1.14% |
アート・エンターテイメント | 2.59% |
弁護士・法律サービス | 0.99% |
自動車(販売) | 1.02% |
自動車(修理・サービス・パーツ) | 1.10% |
ビューティー・パーソナルケア | 1.51% |
ビジネスサービス | 1.16% |
キャリア・就職 | 1.41% |
歯医者・歯科サービス | 0.88% |
教育・指導 | 1.21% |
金融・保険 | 0.85% |
家具 | 1.21% |
健康・フィットネス | 1.61% |
住宅・リフォーム | 1.26% |
工業・商業 | 0.99% |
パーソナルサービス | 1.37% |
内科・外科 | 1.07% |
不動産 | 2.60% |
レストラン・フード | 2.19% |
ショッピング・コレクターズアイテム・ギフト | 1.67% |
スポーツ・レクリエーション | 1.27% |
旅行 | 2.20% |
広告媒体や業種、モバイルとデスクトップによっても差がでてきます。また、媒体ごとに何を持ってインプレッションになるのかなども異なります。
自社のサービス内容によって、目標とすべき CTR は変わってくるので、総合的なコストを加味した目標設計が必要です。
CTR は、広告やリンクがユーザーの目を引き、行動を促すのにどれだけ効果的であるかを表す指標であるという点で重要です。CTR が低すぎる場合、訴求ポイントがズレていたり、ターゲット設定が不適切だったりする可能性があります。
一方で、CTR が高ければそれでいいかというと、そうとも限らないという点にも注意が必要です。いくら CTR が高く、ユーザーが次のアクションに進んでいたとしても、その後コンバージョンにつながっていなければ意味がないからです。
極端な例を挙げると、「この広告をクリックした人に一万円プレゼント」という広告があれば、CTR は高くなるでしょう。しかし、実際には一万円は貰えないとわかれば、ユーザーは離脱するだけです。
広告においては、また別の観点で CTR 改善が重要な意味を持ちます。結論から言うと、よりクリックされる見込みの高い広告は、そうでない広告に比べて 1 クリックあたりにかかる費用が安くなる可能性があるからです。言い換えると、同じ広告費でより多くのクリックを得ることができるということです。
Google 広告のヘルプには、以下のような記述があります。
クリック率が高い広告やリスティングは、ユーザーにとって有益で関連性が高いという意味になります。クリック率は、広告ランクを決定する一要素であるキーワードの推定クリック率にも影響します。
クリック率とは – Google 広告 ヘルプ
広告ランクとは、広告の掲載順位を決めるために使用される数値のことです。つまり、入札価格を含めたクリック率以外の要素がまったく同じ広告があったと仮定すると、クリック率が高い広告のほうが、広告オークションにおける競争力が高くなるということです。
ここまで、広告の CTR について簡単に説明させていただきました。
では実際に広告を配信したときに平均 CTR よりも下回っている場合や、目標値との乖離が大きい場合はどうすればいいのでしょうか。そんなときに見直すべき改善方法を7つに絞ってお伝えします。
ここで説明するキーワードには2種類あります。1つは広告の管理画面で設定するキーワード、もう1つは、配信する広告テキストに含めるキーワードのことです。
リスティング広告の配信で設定しているキーワードは、ターゲットに対して漠然としていないか、検索クエリに対して自社の商品・サービスやランディングページでの訴求ポイントと本当にマッチしているかを確認することが重要です。
キーワードが適切でない場合、広告の品質が下がり、広告が表示されてもクリックされなくなり、結果として CTR が下がってしまいます。
広告の管理画面で設定するキーワードは、キーワードプランナーで関連度を見たり、キーワードのマッチタイプが部分一致になっていないかをみてみましょう。
部分一致であった場合、自分が意図していない検索クエリでの広告配信がされ、余計なコストをかけている場合があります。必要に応じて全く関係のないキーワードに関しては除外設定をおこなう必要もあります。
また、広告テキストに含めるキーワードについては、実際に検索されているキーワードが入っているか、検索したキーワードに関係のあるキーワードで広告テキストが構成されているかを確認しましょう。
広告テキストのキーワードについて悩んだら、ユーザーニーズの理解、ユーザー視点で考えてみると良いでしょう。
ユーザーが何を求めているか、どんな広告テキストなら魅力的で広告をクリックしたくなるのかを考えて作成しましょう。
キーワードの設定や広告テキストが改善できたら、次はターゲットをみていきましょう。ターゲットは、地域、年齢、性別の設定によって分けることが可能です。
想定していない、ターゲット範囲外の方に広告の表示があると、クリック率が下がるのは必然です。男性用の髭剃りの広告に女性がターゲット条件で入っているなどがないようにしましょう。
地域設定も自社サービスの対象となる範囲外の地域で広告の配信をしてしまうと、ユーザーはその広告からサービスを受けられないと判断し、クリックされなくなってしまいます。
キーワード、ターゲットが適切に設定できたら、次に見るべきなのは訴求ポイントがユーザーの求めているものと合致しているかです。訴求ポイントとは、検索しているユーザーが抱えている不安・不満を指します。
まだ使用したことがない商品・サービスの購入を検討している場合は、「本当にこれでいいのだろうか」や「購入後、他の魅力的な商品を見つけてしまったらどうしよう」といった不安があります。
一方で、類似の商品・サービスを一度以上使ったことがある場合は、「前回買ったものは自分の欲しい機能ががなかった」や「もう少し価格が安かったらいいのに」といった不満を抱えている可能性が高いです。
こういった不安や不満を広告テキストで取り除いてあげることがユーザーのクリックを促すことに繋がります。
それでは、不満や不安を知るためにはどうすればいいのでしょうか。弊社では広告運用者が広告配信を考えているお客様へのヒアリングはもちろんのこと、自分自身で実際に商品・サービスを使用したり、既に使用しているメンバーへ一次情報のヒアリングをおこなっています。
企業の広告運用者の方であれば、エンドユーザーへの直接のヒアリングやアンケート調査をおこなってみるといいでしょう。そこで重要なのは、誘導するような質問を避け、回答しやすいフォーマットにすることが大切です。
また、ヒアリングやアンケートは工数がかかるので、すぐに情報を得たい場合は、Yahoo! 知恵袋や教えて goo などのプラットフォームを用いると良いでしょう。この2つのサイトに掲載されている質問を一気にみることができる、ラッコキーワードもおすすめです。
実際に「リスティング 代理店」といれて検索をかけてみると、以下のような結果になっています。このようなニッチなキーワードの組み合わせでも、そのキーワードを含んだ質問は多くあり、ユーザーの不安や不満のポイントをみることができます。
そこで見えてきた不安や不満に沿った広告テキストを作成することで CTR が高い広告テキストに一歩近づくことができるでしょう。
前述した不安や不満の要素が明確にできたら、次にやるべきはそれを具体的な表現に落とし込むことです。
例えば、信頼をユーザーに伝えたいときに「業界 No.1 の実績」だけでは何が一番なのか漠然としていて分かりづらいですが、「100業種以上の運用実績あり!」という謳い文句であれば、よりリアリティがあって伝わりやすい表現になります。
このようにユーザーの不安と不満を解消することができる客観的な数値や実績をいれることもポイントになってきます。
検索クエリから、その裏にはユーザーのどういった意図があるのか、なにが納得してもらえる要素としてあるのかを考えてみましょう。
広告テキストでは検索してくれたユーザーに対して、説得するのではなく、納得してもらえるかを考えるのが大切です。
購買決定要因とは、購入をするか決めるポイントを指します。「この商品を買うとき、これが満たされなかったら(わからなかったら)買わないだろう」という要素のことです。
これは、検索しているユーザーや企業が提供する商品・サービスによって異なりますが、ある程度のグループ分けはできます。以下は弊社で用いている購買決定要因を各商品・サービスカテゴリ別で表にしてまとめたものの一部です。
業種 | ビジネス例 | 購買決定要因 | 優先度が高い差別優位要因 |
---|---|---|---|
宿泊・観光・飲食業 | ホテル・テーマパーク・レストラン | 場所、料金プラン、営業時間、住所・電話番号、予約方法、空席・空き室情報(4~6ヶ月程度先までの状況) | 値引き情報、メディアの紹介履歴、周辺の観光スポットとの位置関係、TVCMなどの実例、お客様の声、スマホ対応の予約フォーム |
医療 | 歯医者 | 場所、地図、休診日、診察時間、電話番号と予約方法、対応可能な症状、院長紹介、治療の流れ(特殊な専門科の場合)、料金案内 | 院長の詳しいプロフィール・哲学、スタッフのプロフィール、患者さんの声(顧客事例含む)、メディア紹介履歴、院内の紹介、症例紹介、診療実績、治療設備紹介、インプラントなら医療内容、駅徒歩◯分 |
来店誘導型ビジネス・サービス業 | スポーツジム、英会話スクール | 場所、地図、営業時間、休業日、予約方法・電話番号、サービス・商材の詳細 | 来店することでのメリット(無料相談・体験あり、特典配布)、駅徒歩◯分、実績、メディア紹介履歴、最新機器・最新ノウハウの有無、チェーン展開情報 |
オーダービジネス・出張サービス業(法人向け含む) | 結婚・婚約指輪、水道トラブル | 制作例・実績紹介、価格目安、発注から納品までの流れ、対応スピード、対応エリア、対応規模、送料 | お客さまの声(顧客事例含む)、メディア紹介履歴、公的機関や有名企業など権威ある納入先・著名人への納入実績、保証、アフターサービス、制作事例と料金目安、資料の有無 |
個人向け物販 | ECサイト | 発送可能エリア、最短発送日、製品一覧、価格、送料がいくらか | お客さまの声、メディア紹介履歴、送料、代引料、クレジットカード、ネット決済、保証、アフターサービス、配送業者の選択肢、返品・交換、お試し情報、値引き情報、著名人の使用情報、メディア掲載履歴、レビュー |
法人向け物販 | ECサイト | 取扱いメーカー・製品一覧、商品スペック、導入企業情報 | 大手企業・公的機関での導入、TVCM情報、返品交換・大量受注の可否、納入タイミング、見積など、導入事例・導入先の声、お客様の声、レビュー |
比較的どのカテゴリにも当てはまるのは、サービス提供可能地域、商品であれば店舗などの場所的な要素です。また、急な要望があるようなサービス(鍵の紛失や水道トラブル)などは24時間対応可能かなどが購買決定要因になっています。
この購買決定要因も、ユーザーが検索したときに具体的にどういった状況にいるのか、何を示してあげれば満足するのかを考えて、広告テキストを考えると良いでしょう。
アセット/広告表示アセット(Google/Yahoo!)は、広告文+で表示される可能性があるので、設定していると、追加で情報を提供できます。2つの媒体で共通のものもあれば、ないものもあるので以下の表で使用する目的や名称、詳細をまとめました。
目的 | Yahoo! | 詳細 | |
---|---|---|---|
実店舗やレストランなどに顧客を呼び込みたい場合 | 住所アセット | ー | 広告に住所や地図、店舗までの距離を表示する |
コールアウトアセット | テキスト補足アセット | 広告文とは別に最大10個まで「無料配送」や「24 時間カスタマー サポート」などの情報を追加できる | |
電話またはテキスト メッセージで 問い合わせてもらいたい場合 |
電話番号アセット | 電話番号アセット | 広告に電話番号や通話ボタンを表示する |
Web サイトに誘導したい場合 | サイトリンクアセット | クイックリンクアセット | Web サイトの特定のページに直接誘導するリンク(「営業時間」や「今すぐ注文」など)を表示する |
コールアウトアセット | ー | 広告に「無料配送」や「24 時間カスタマー サポート」などの情報を追加する | |
構造化スニペットアセット | カテゴリ補足アセット | 事前に用意されたヘッダーから適切なカテゴリ(商品やサービスなど)を選び、見込み客が重視する情報のリストを示す | |
価格アセット | ー | 商品やサービスを価格とともに紹介し、広告から商品のページにユーザーを直接誘導(一部の国で有効) | |
アプリをダウンロードしてもらいたい場合 | アプリアセット | ー | アプリのダウンロードを促す |
広告表示アセットを追加することで、広告テキストだけでは伝えられなかったメリットを訴求できる上、広告が表示されたときの範囲も大きくなり、より目に止まりやすくなります。
Google と Yahoo! に共通してある、広告の下に他のリンクを貼ることができる、サイトリンクアセットもしくはクイックリンクアセットは、ユーザーへより細かい情報を伝えることができるので設定をおすすめします。
もちろんこの設定で関係のないリンク先を設定することのないようにしましょう。あくまで、広告テキストの補助として使うことができることを理解したうえでの設定が必要です。
広告表示アセットについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
住所アセット(住所表示オプション)とは?特徴や活用時の注意点、設定方法を解説|キーマケのブログ|株式会社キーワードマーケティング
Google 広告の住所アセット(旧:住所表示オプション)とは、Google の検索広告や、YouTube 広告、Google の検索ネットワークなどで、住所や実店舗までの地図、距離が表示できる機能です。
コールアウトアセット(表示オプション)とは?特徴や注意点、効果的な使い方を紹介|キーマケのブログ|株式会社キーワードマーケティング
Google 広告のコールアウトアセット(旧:コールアウト表示オプション)は、広告の見出しと説明文のあとに表示される、短い中黒点で区切られたテキスト形式のオプションです。
電話番号アセット(電話番号表示オプション)のメリットと設定方法、注意点|キーマケのブログ|株式会社キーワードマーケティング
電話番号アセット(旧:電話番号表示オプション)とは、主に検索広告の下部分に電話番号を表示させるオプションです。電話番号アセットを設定する方法と3つのメリット、注意点などを解説します。
サイトリンク表示オプションとは?仕組みや設定方法を詳しく解説|キーマケのブログ|株式会社キーワードマーケティング
サイトリンク表示オプション(Google 広告)/クイックリンク表示オプション(Yahoo!広告)は、サイト内にある特定ページへのリンクを広告に追加で表示できる検索広告のオプションの1つです。
構造化スニペットアセット(表示オプション)とは?メリットや利用時の注意点、設定方法|キーマケのブログ|株式会社キーワードマーケティング
Google 広告の構造化スニペットアセット(旧:構造化スニペット表示オプション)とは、商品やサービスの種類といった広告文に掲載できなかった詳細な情報を、通常表示される広告文の下に付け加え、強調して表示できるアセットです。
最後にお伝えするのが、ランディングページについてです。
検索結果には直接の関係ありませんが、このランディングページが検索クエリや広告テキストとマッチしていない場合、離脱に繋がり広告の質は低く評価されてしまいます。
広告の質が低くなると、表示回数の減少にも繋がるので適切なランディングページを用意しておきましょう。
CTR をあげることができても遷移先のランディングページで着実にコンバージョンが生まれないと元も子もないので、最終的な結果を見据えた CTR の改善に励んでいきましょう。
CTR 入門編として、解説してきましたが少しでもお役に立てたでしょうか。CTR という単語1つでもここまで奥深く、改善方法もさまざまです。
広告運用者であれば、CTR という指標は基本中の基本だとは思いますが、まずはこの記事で土台となる知識をつけられたと思ってくれましたら幸いです。
編集部
モットーは、分かりにくいを分かりやすく。Web広告の知識に長けた編集陣が、リスティング広告やSNS広告などの運用型広告の最新情報、Webマーケティングのノウハウを分かりやすく解説します。
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