Google 広告や Yahoo! 広告の管理画面(以下、広告管理画面)を見るだけでは、良い広告運用はできません。広告運用の仕事で生産性を向上するにあたっては、業務効率化を実現することが必要です。
そこで大事なのが、広告運用で役立つツールを適切なシーンで活用することです。
今回の記事では、広告運用経験10年の私が、実際に使ってみて本当に良いと思ったツールだけを厳選しました。Google 広告、Yahoo! 広告の運用に役立つ30個のツールを使用する5つの場面に分けて紹介します。
広告アカウントを構築する前、また、広告運用の仕事ではリサーチをおこないます。リサーチする対象は、市場、顧客、競合などです。
Google トレンドは、Google で検索されるキーワードの検索動向を調べることができるツールです。キーワードの検索数が「増加しているか?」、「減少しているか?」の推移を把握できるため、市場リサーチに使えます。
検索連動型広告を出すうえで知りたいのは「キーワードの成長性」です。狙うキーワードは、成長市場か衰退市場なのか・・・。
成長率は「急」よりも「ゆるやか」な方がよいと考えます。急成長している場合は、「いまだけの流行」な可能性があるからです。そのため、急衰退はもちろんですが、急成長しているキーワード市場も要注意と考えましょう。
10年使えるGoogleトレンドの5タイプ分析。検索需要の波から適切なマーケティングへ繋げる方法|株式会社キーワードマーケティング
Googleトレンドとは、Google で検索されるキーワードの検索回数の推移がわかる、登録不要、無料で使えるツールです。特徴は、情報の更新が早いことと、期間を過去1時間をはじめに、過去30日間、過去12ヶ月、過去5年間、2004年から現在といった区切り調べることができる点です。
キーワードプランナーは、特定のキーワードに関する予測データ(月間平均検索ボリュームや入札単価など)を得られるツールです。
キーワードプランナーを使うには、事前に Google 広告アカウントの開設が必要です。
キーワード市場のリサーチで知りたいのは、キーワードの「成長性」と「検索規模(検索ボリューム)」の2つ。
キーワードプランナーで取得できるのは、そのうちのひとつ「検索ボリューム」です。検索ボリュームが大きい方が広告が表示される機会が多くなり、結果的にクリック数、そしてコンバージョン数が増えることが期待できます。
ただ、狙うキーワードの検索ボリュームが少なかったとしても悲観することはありません。広告を出すキーワードはひとつだけではないですし、マッチタイプの設定により広告が表示される機会は変わるからです。
キーワードプランナーでは、「キーワードの候補」も取得できます。入力したキーワードに「関連のあるキーワード」が表示されるため、広告アカウント構築や広告運用するときのキーワード収集にも活用しましょう。
Yahoo!知恵袋は、悩みや疑問に思っていることを質問し、質問に対して回答することで、お互いに知識を教えあうことができるサービスです。
人の悩みや疑問が投稿されている場所のため、顧客リサーチに使えます。
Yahoo! 知恵袋と似たサービスが教えて!goo です。他にも、顧客ニーズに関する情報を得られる場所はあります。
たとえば、Amazon や楽天市場のようなショッピングサイトのレビューを見ることもオススメです。商品・サービスによっては、価格.com やアットコスメのようなクチコミを見るのもよいでしょう。
顧客の声を見るときに注意したいのは、投稿されている情報の「鮮度」です。なかには古い情報もあり、悩みによっては、今の時代には技術やサービスによって解消されているものもあります。こうした悩みは、今の時代においては深い悩みではないわけです。
リサーチをするときは、「いま」の情報を集めることが大事です。Yahoo! 知恵袋は、表示順序を変更でき「質問日時の新しい順」にすることもできます。Yahoo! 知恵袋を使うときは、最近の投稿もチェックしてみましょう。
Google フォームは、簡単にアンケートフォームを作成できるサービスです。
このようなアンケートフォームを作成できるので顧客リサーチに活用しましょう。アンケートを通して収集した情報は、Google スプレッドシートへ自動転送設定をすることで管理が容易になります。
アンケートを作るときは、「回答しやすく」を念頭に作成するのがポイントです。入力項目は答えやすい順番に並べ(例 お名前、住所などを優先)、回答に迷う可能性のある項目には「例」を記入しましょう。
そして、入力必須項目はできるだけ減らします。また、質問文に使う言葉は、すべての回答者が理解できる言葉にすることも大事です。回答者が理解できない言葉を使ってはいけません。
Ghostery は、広告をブロックしたり、トラッカー(追跡)を阻止するChrome やFirefox にインストールできるプライバシーのための拡張機能です。
Google ChromeとFirefoxの拡張機能で提供されています。Ghostery でサイトをチェックすると、図のように「アクセス解析」や「ソーシャルメディア」、「広告」に関するトラッカー情報が表示されます。
これにより競合が「どんなサービスを利用しているか?」、「どの広告を配信しているか?」を確認できるのです。プライバシーのための機能ですが、使い方によっては競合のリサーチとしても使えます。
キーワード収集や広告の作成に使えるツールを紹介します。
goodkeyword は、Google や Bing で検索される「関連キーワード」を調べることができるツールです。
入力したキーワードに関連のあるキーワードが表示されるので、キーワード収集に使えます。そのため、広告を作るときにも活用できます。
図でいうと、入力したキーワードは「リスティング広告」です。関連キーワードには「リスティング広告 費用」、「リスティング広告 やり方」などがあります。ここで考えたいのは、キーワードを検索する人が悩んでいることはなにか、求めている情報はなにかということです。これらに応える情報を広告で返すわけです。
「広告にどんな言葉を入れたらいいのか?」、「広告をどんな構成にするとよいか・・・」と悩むときはインプット不足が原因かもしれません。インプット不足しているのであれば、とにかくたくさんの広告を見ましょう。
そこでオススメなのが、Google Chrome のシークレットウィンドウで実際に検索をすることです。
シークレットウィンドウを使う理由は、検索行動により検索結果が変わりにくいからです。通常の Google Chrome だと、過去に検索したキーワードによって検索結果が変わる可能性があります。
そのため、検索行動により広告が表示されなくなることもあるのです。この現象を回避するため、検索するときはシークレットウィンドウを使いましょう。
Pixta は、画像素材を購入できるサービスを提供しているサイトです。ディスプレイ広告には「画像」が必要です。写真を撮影するのが難しいときは購入することを考えましょう。
画像素材を提供するサイトは、他にもあるので、Pixta以外は、Google で「画像素材」や「写真素材」と検索してみてください。
数あるサイトの中で Pixta をオススメするのは、広告に使いやすい画像が多いからです。広告には「人物」をよく使いますが、Pixta には日本人の画像が多いのです。
どの画像素材サイトでも、どんな画像があるのかを事前に検索できます。まずは、希望する画像があるか調べましょう。
Pixta のような画像素材サイトは、検索するとたくさんの画像が表示されます。そんな画像素材サイトは、画像情報を脳にインプットする目的で使うのもオススメです。
ディスプレイ広告やサイトに使う画像のアイディアが出ないとき、原因は画像の情報が脳にインプットされていないことかもしれません。
インプットが不足しているとアウトプットはできないので、画像のアイディアが出ないときは画像情報をインプットすることからはじめましょう。
iLoveIMG は、画像編集をオンラインでできるツールです。広告で使う画像の圧縮、サイズ変更、切り抜きなどの作業を簡単にできます。
画像の編集を自力でするのが難しいときは、シュフティやLancers(ランサーズ)のようなクラウドソーシングサイトを利用するのがオススメです。
簡単な画像編集の作業であれば、クラウドソーシングサイトには対応いただけるワーカーさんがたくらんいらっしゃいます。数百円からと、お手軽な金額で対応してくださる方が多い印象です。
Google マイビジネスは、店舗や医院などのビジネスの情報を管理できるツールです。
実店舗があるビジネス、地域限定のサービスを提供するビジネスは、Google マイビジネスの導入を必須と考えましょう。
そんな Google マイビジネスは、Google 広告と連携することで「住所表示オプション」を使えます。住所表示オプションは、広告に住所情報を追加できる広告表示オプションのひとつです。来店・来院のビジネスは、広告に住所を出すことが検索ユーザーにとってメリットになるため、住所表示オプションもぜひ使いましょう。
GTM は、タグを一元管理できるタグ管理ツールです。
タグを各ページに個別で設定すると、ミスや不具合が発生することがあります。タグをページへ挿入する作業は手間がかかり、ミスが発生するとページの表示崩れが起きることもあります。また、ページに挿入するタグが多くなると、読み込み速度が遅くなることもあるのです。
GTM は、このような問題を解消できるツールです。GTM を使うと、タグ管理がシンプルにわかりやすくなります。
各媒体の GTM を使ったコンバージョン計測方法は以下の記事を参考にしてみてください。
【2020年最新版】GTMを使った、Google、Yahoo!、Facebook、LINEの広告コンバージョン計測方法|株式会社キーワードマーケティング
主要なインターネット広告媒体のコンバージョン計測タグをGoogleタグマネージャー(以下「GTM」と呼びます)を使って設定する方法を説明します。 また、各媒体の最新のコンバージョン計測タグの全体像をまとめていますので、新入社員以外の方も活用していただければと思います。
広告配信した結果のデータを確認・分析するのに役立つツールと、広告運用するときに発生する調査に役立つツールを紹介します。
Microsoft Excel は表計算ソフトです。広告運用では、データを確認・分析しますが、この作業を効率的におこなうために Excel の基本操作を学びましょう。
Excel でよく使う機能は「ソート」と「フィルタ」です。分析をするときは、ソートとフィルタを使って、目的のデータを表示してからおこなうのが大事です。
そして、もう一つ覚えたい機能がグラフの作成です。よく使うのは、棒グラフと折れ線グラフです。データの大きさをみるときは棒グラフにし、データの変化をチェックしたときは折れ線グラフにします。
Microsoft Excel ではなく、Google スプレッドシートを使うのもオススメです。こちらはオンラインサービスなので他の人とファイルを共有しやすく、同時編集も可能になっています。
Google Analytics は、サイトのアクセスを解析できるツールです。広告運用をするときは、広告管理画面以外のデータを見ることも大事です。そこで参考になるデータのひとつが Google Analytics です。Google Analytics ならではのデータには、直帰率や平均セッション時間などがあります。
直帰率は、ユーザーがサイトにあるページへ訪れたあと、他のページに移動することなく直帰したセッション(訪問)の割合です。平均セッション時間は、サイトへ訪問したときの滞在時間の平均を指します。
直帰率と間違いやすい用語が「離脱率」です。離脱率は、ページへ訪れた全てのセッションのうち、最後の閲覧ページになった割合を示します。
Google Analytics で取得できるデータを大きくわけるとユーザー、集客、ページでの行動、コンバージョンに至る行動の4つです。ページでの行動とコンバージョンに至る行動からは、サイトの改善に活かせる情報を得られます。制作したサイトが「仮説どおりに機能しているか?」を確認しましょう。
アドエビスは、効果測定ツールです。アドエビスを使うと、Google 広告や Yahoo! 広告の管理画面ではわからない、ユーザーの複雑な行動データを取得できます。
たとえば、Facebook がきっかけでサイトへ流入し、そのあとGoogle 広告をクリックしてコンバージョンすることがあります。また、LINE 広告がきっかけになり、そのあとFacebook 広告で接触し、最後はYahoo! 広告をクリックしてコンバージョンするような流れも。
このような、コンバージョンに至るまでの接点をユーザー視点で確認できる機能を提供しているのがアドエビスです。
集客の施策をいろいろされている方は、「どのような経路でコンバージョンしているのか?」が気になると思います。そんなとき、アドエビスの導入を検討してみるとよいでしょう。
Google データポータルは、複数の情報をひとつにまとめて、データを把握できるように可視化するツールです。複数の情報をまとめて表示するダッシュボードやレポートを作成できます。
Google 広告やGoogle Analytics などに接続し、図のようにデータを可視化できます。ツールの良さを一言でいうと、自分好みの監視画面を作成できることです。
広告を出す目的、マーケティング施策の目的にあわせたダッシュボード、レポートを作成できます。
データポータルを学べる動画を Google が提供しているので興味がある方は是非ご参考ください。
Google 広告アプリは、スマートフォンのアプリで広告のパフォーマンスを確認できるツールです。iOSとAndroid のどちらでもアプリがダウンロード可能です。
アプリを使うとキャンペーンやキーワードの掲載結果を手軽に確認できます。予算や入札単価の変更、広告グループや広告の一時停止のような作業も簡単にできるため、変更作業にも使えるアプリです。
いつでもどこでも、Google 広告の状況を確認できるので安心です。外出先で焦ることが減ります。
Yahoo! 広告は、同様のアプリがありません。そのため私は、Yahoo! 広告は Yahoo! 広告の管理画面を開いたページのショートカットを追加して利用しています。
Twitter は、ツイートの投稿によりユーザー間でコミュニケーションする SNS です。
Twitter が広告運用で使えるのは、広告管理画面で何かトラブルがあったときです。広告管理画面が遅い、データが正常に表示されないなどの問題があったときは、システム障害が原因かもしれません。
Twitter にあるのは「いま」の情報です。そんな Twitter を Google 広告や Yahoo! 広告媒体も運営しています。システム障害があったときは、媒体がツイートすることもあるのため Twitter は情報収集に活用すべきです。トラブルがおきたときは、原因を追求するために Twitter で検索してみましょう。
媒体だけでなく他の広告運用者が Twitter 上で最新情報をつぶやいているかもしれません。たとえば、Yahoo! 広告の管理画面が正常に表示されないのであれば、Twitter の検索窓に「Yahoo! 広告」と入力してみましょう。
検索結果で確認したいのは、最近投稿されたツイートです。そのため、検索後に「最新」のタブをクリックします。そうすると、いまなにが起こっているかをいち早く知ることができます。
Yahoo! JAPAN リアルタイム検索は、Twitter に投稿されたツイートをリアルタイムに検索できるツールです。
広告運用では、リアルタイムで何が起こっているかを知ることが重要です。広告のパフォーマンスが急に変化したときは、世の中で何か動きが起きているのかもしれません。そんなときは、リアルタイム検索を用いて世の中の最新動向をすぐにキャッチアップしましょう。
Google アラートは、Google 検索で「特定の情報について新しい検索結果が見つかったとき」にメール通知してくれるサービスです。広告運用を開始したあとも、市場・業界に関する情報収集は継続的にすることで広告の改善やより効果的な新規施策を展開することが可能になるはずです。
Google アラートに、商品・サービスや業界に関連するキーワードを登録すると、新しい情報が見つかったときにメールで通知してくれるので、自分で情報収集する時間を短縮することができます。
たとえば、資産運用セミナーのビジネスをしている場合。市場・業界に関する情報収集のために登録するキーワードは「資産運用」「家計」「ファイナンシャルプランナー」「NISA」などが考えられます。自社の関連しているキーワードを登録して、常に最新情報にふれる機会を作っておきましょう。
Wayback Machine は、アーカイブ(保存)された過去のサイトを閲覧できるツールです。
競合のサイトがリニューアルされたとき、以前のサイトと比較してどこが変更されたかを確認したいときがあります。そんなときは、過去のサイト履歴を見る必要があります。Wayback Machine を使うと、アーカイブされた過去のサイトを調べることができます。
ウェブチェッカーは、サイトを定期的にチェックして、「サイトに変更があったときにメールで通知」してくれるサービスです。
競合サイトの更新を知る目的で使えます。また、広告運用を代行されている方は、クライアントさんのサイトの更新を知る目的で活用するとよいです。
サイトの改善に役立つ、また、サイトの管理を効率的におこなうツールを紹介します。
Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視、管理できるツールです。
サイトの現状を把握できるツールです。Search Console では、Google がサイトにある各ページを認識しているかを知ることができます。
また、ページがリンク切れのようなエラーが起きていないか、テキストが小さすぎて読み難くないか等を教えてくれるので便利です。セキュリティ(スパム、マルウェア)の問題が起きていないかも確認できます。
PageSpeed Insights は、ページのパフォーマンスをレポートし、改善案を提案してくれるツールです。
パソコン、モバイル(スマートフォン)それぞれのパフォーマンスをレポートしてくれます。レポートには、「表示速度のスコア」が表示されます。弊社ブログのスコアは70で、評価として平均です。スコアが49以下の場合は評価が低いため、表示速度の改善を検討しましょう。
改善の案も提案してくれるのが PageSpeed Insights の良いところです。改善案は、具体的で「サイズの大きい画像があります」や「使用していない CSS があります」のように教えてくれます。具体的なので、改善に向けたアクションをすぐに取ることができます。
ヒートマップは、ページ内でユーザーがとった行動に色や濃淡をつけ可視化してくれるツールです。
ヒートマップを使うと、ユーザーの行動を阻害しているコンテンツ、ユーザーが関心を示していそうなコンテンツを発見できます。「どこが読まれているか」や「どこまで読まれているか」、「どこをクリックしているか」というサイト改善に役立つ情報を得られるのです。
ヒートマップツールはいくつか導入しましたが、私自身が一番使いやすかったのは、ミエルカヒートマップでした。無料トライアル版もあるので、興味がある方はぜひ試してみてください。
その他のヒートマップの紹介も含め、活用方法を下記のブログで紹介しています。
ユーザー行動分析がひと目でわかる「ヒートマップ」とは?無料ツールと活用方法まとめ|株式会社キーワードマーケティング
ヒートマップの基本的な説明から、無料 / 有料ツールの比較表やミエルカヒートマップを使った自社での事例、活用方法までを紹介致します。ヒートマップとは、コンテンツのどこがよく読まれているか(熟読率)、どこまで読まれているか(読了率)、どこがクリックされているのか(クリック)、ユーザーのマウスの動き(マウスムーブ)などのデータを色の濃淡で表現した可視化グラフです。
Google オプティマイズは、サイト改善のABテストに使えるツールです。
サイト改善において仮説が出たときはテストを実施し、実装へ移りたいですよね。「AとBの画像はどっちがいいか?」や「Aのコンテンツを追加するのはどうか・・・」と悩んでだときに使えるのがGoogle オプティマイズです。
サイトを改善するためにテストをすることは大事です。ただ、なんでもかんでもテストすればいいものではありません。テストをするときは、リターンの大きさを考えましょう。
ファーストビュー(ページの最初に表示される領域)に出る大きな画像を変更したり、キャッチコピーを変えるようなテストはOKです。ただ、文章の一部を変更する(文言を変える、文に下線を入れる)ような細部を少し変えるテストはあまり意味をなしません。
また、一度のテストで、あれもこれもと変更するようなアクションはよくありません。この場合、テストをした結果が良くても悪くても、どの変更をしたことが要因なのかがわかりづらくなります。
Google オプティマイズについては、基礎知識から設定方法までをまとめたコチラの記事をご覧ください。
ABテストが手軽に試せる「Googleオプティマイズ」とは?運用歴5年のベテランが伝える初心者のためのABテスト導入手引|株式会社キーワードマーケティング
htmlやCSSが分からなくてもサイトやランディングページのABテストができるGoogleオプティマイズについて詳しく説明します。ボタンの色やテキストを変更するビジュアルエディタの使い方をキャプチャを用いて一から分かりやすく丁寧に説明するので初心者の方でも安心です。
AUN は、サイトの修正依頼のときに非常に役に立つツールです。実際に公開されている Web 上のページで範囲を指定してメモを残すことが出来ます。
サイトの修正を上司に伝えるとき、クライアントさんにサイト改善の提案をするときに使えます。
リサーチ、広告アカウント構築、広告運用、そしてサイトの改善。どの仕事も、さまざまな情報を扱います。最後に紹介するのは、情報を整理・管理するのに役立つツールです。
XMind は、マインドマップ作成ツールです。マインドマップは、思考整理に役立つツールなので、広告運用をされる方はぜひ活用していただきたいものです。
XMind は、広告運用のどの仕事でも使えますが、特にアカウント構築やサイト作成時の構成を決めるときに力を発揮します。
広告アカウント構築は、キャンペーン、広告グループ、キーワードなどの情報整理の時に、サイトの作成時には、ヘッダーからフッターまでの流れを整理するのに適しています。
問題解決には、空雨傘のフレームワーク(事実認識、解釈、判断のステップ)を使うのが基本です。事実と解釈、そしてアクションに関する情報を XMind で整理しましょう。
Feedly は、RSS リーダーのひとつです。RSS リーダーは、サイトやブログの更新情報を取得し、一覧表示してくれるツールです。
広告運用に重宝するサイトやブログはたくさんあります。サイト、ブログが更新されたとき、効率的に情報収集できるのが RSS のよいところです。
数ある RSS リーダーの中で私が Feedlry を使っているのは、シンプルなインターフェースで使い勝手がよく、アプリ版も提供されているからです。長年愛用しています。
Evernote は、デジタルのノートを自由自在に整理できるツールです。
私は、Web ページを保存したり、ノウハウの整理に使っています。Evernote は、ノートに入力している内容を自動的に保存してくれるので議事録を書くときにも重宝します。
Kibela は、社内の情報を共有するためのツールです。
広告運用を複数人でするときに情報共有をスムーズにおこなうことができます。弊社は、広告運用のルールや広告管理画面のマニュアルの整理に活用しています。
数え切れないほどのツールの中から、厳選した30のツールを紹介しました。広告運用の生産性、また、業務効率を上げる目的で使えるツールはこのようにたくさんあります。今回、紹介したツールを、みなさんの広告運用のレベルアップを図るのに役立ててもらえると嬉しいです。
執行役員/インハウス支援室長
全国400社以上の研究会員の運用型広告・マーケティングコンサルティングを担当。養成講座では500人以上を教育。コンサル・講師・執筆業から、広告運用代行、ホームページ制作、システム開発まで担当。自社ビジネス成長のための製品開発、販売をする実践家でもある。自他ともに認める変わり者。徳島県出身。
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